いつもひとりで本ばかり読んでいる鈴原守。片想いの相手は、お隣に住む幼なじみの千代野綾。しかし綾は、1週間後に議員である父親の都合で東京へ引っ越すことを迫られていた。「せめて、17歳の誕生日は、この街で迎えたかったな」。やり場のない綾の本音を聞き、守は思い切って告げる。「逃げましょう……っ!」。綾の親友・山咲香織をはじめ、明るく人気者の緒形壮馬、ノリのいい阿久津紗希、秀才の本庄博人までもがこの逃避行に加わり、駆け落ちを夢見ていた守は拍子抜けするが、特別な夏の始まりには違いなかった。もはや観光施設にも使われていない古い石炭工場を秘密基地に、ただ7日間、大人から隠れるだけのバースデー・キャンプ。それは、少年たちの精一杯の反抗。 だがその夜、工場に潜んでいたタイ人の子どもマレットと出会ったことで、事態は想像もしなかった方向へ。不法滞在で入国管理局に捕らわれかけていたところを間一髪助けると、はぐれた家族を探しているのだと打ち明けられた。2日目の朝、今度は武装した入国管理局の職員が、マレットを連れ去りにハンマーを振りかぶり工場へ突入。守は、仲間たちの協力のもと、敵の撃退作戦を決行する――! 宗田理による累計発行部数2,000万部を超える「ぼくら」シリーズの第1作目「ぼくらの七日間戦争」のアニメーション映画化。
cocoレビューを見る村野佑太
アニメ映画『ぼくらの7日間戦争』が、スペイン「シッチェス・カタロニア国際映画祭」アニメーション部門にて最優秀長編作品賞を受賞。これを受け、村野佑太監督が喜びと感謝の言葉をコメントしている。
世界4大アニメーション映画祭の1つ、フランスのアヌシー国際アニメーション映画祭のラインアップが発表された。
街ではキラキラとイルミネーションが輝き、おでかけ気分が盛り上がってくるこの季節。冬の寒さを一気に吹き飛ばすハートウォーミングな冬映画が続々と公開されている。
『ぼくらの7日間戦争』公開に先駆けて本作と実写映画『ぼくらの七日間戦争』(’88)の名場面が合わさった特別映像が到着した。
宮沢りえが1988年に公開された実写版『ぼくらの七日間戦争』で女優デビュー&初主演を飾った“中山ひとみ”役として、アニメ映画『ぼくらの7日間戦争』に出演していることが分かった。
北村匠海と芳根京子が『ぼくらの7日間戦争』の声優に決定。初共演でW主演を務める。
1985年に刊行され、宮沢りえ主演で映画化もされたベストセラー小説がアニメ映画『ぼくらの7日間戦争』として12月に公開決定。ティザービジュアルと特報映像が解禁された。