20年前、後藤和夫はフリージャーナリストとして、民衆蜂起の嵐が吹き荒れるパレスチナの地を取材。そしていま、新しい映画のシナリオを構想し、そのロケハンを兼ねて再訪。あれから20年、パレスチナはどう変わったか。あの頃の若者はどうしているのか。かつての取材テープはおよそ200本。破壊と殺戮の記録と、現在のパレスチナが交錯する「老ジャーナリスト、追憶のプライベートムービー」が完成。
後藤和夫