女子高生、穴森一穂は引っ込み思案でクラスに馴染めずにいた。そんなある日、生まれつき心臓病を患う唐木田巫女と偶然出会い、2人は親しくなっていく。しかし半年後、巫女は入院中に亡くなってしまう。悲しみに暮れている一穂に一通の手紙が届く。『唐木田巫女について話があります。明日の夜、あの部屋に来て』巫女についての話とは? 一穂は一人、夜の校舎へと入って行く。そこには、巫女の死と同時に現れた謎の転校生・浮間莉音が待ち受けていた。舞台「13月の女の子」を、当時の制作チームが映画化のために改稿。
戸田彬弘