男は1人でこつこつと映画を撮り続けていた。そんな彼の孤独な制作活動は、周囲の理解を得られず、妻と子どもも愛想を尽かしていた。そんな男の作業を遠い空から見つめている星くずの存在があった。男の姿を見守る星くずの雑談とカメラを通し、男の日々の生活や映画製作のさまざまな局面が語られていく。
中尾広道