ベネズエラのナイトクラブで働くネリーは、大金持ちのイタリア人移民の息子ビットリオとの結婚を目前に控えて逃走。故郷のフランスに戻る旅費にあてるため、クラブの経営者アレックスが所有するロートレックの絵画を盗み出す。ネリーは偶然ホテルで出会ったフランス人調香師マルタンに救いを求め、追っ手を振り切る。その後、マルタンが孤島の一軒家に戻ると、飛行機に乗れず行き場をなくしたネリーが彼を頼って先回りしていた。
ジャン=ポール・ラプノー