ソ連からの独立が近づき、希望に満ちた<どんちゃん騒ぎ>で新年を迎える若者たち。しかし、独立はしたものの、喜びは、戦争ですぐに消えてしまう…そして27年後。彼らの姿ときたら!!笑いあふれるドタバタ的展開を交えながらも、未来に行き詰まり、生き抜くために「渡り」をするジョージア人の姿を蝶に託して。戦争の痛みやディアスポラ(民族離散)の悲しみをも、ジョージア独特の「陽気な悲劇性」で描ききる。悲しいはずなのに明るく祝祭的で、共感と未来への希望が、国を越えて伝わってくる感動作。
ナナ・ジョルジャゼ
ジョージア(旧グルジア)を代表する女性映画監督ナナ・ジョルジャゼ監督の『蝶の渡り』より日本版予告編が解禁された。