6500万年前の白亜紀末期。卵の状態で巣からさらわれたイグアノドンのアラダーは、キツネザルの一家の手により育てられて青年期を迎えた。古生物達の楽園とも言える同時代の地球であったが、巨大な隕石の衝突によって環境は激変してしまう。未曾有の大災害を生き延びたアラダーとキツネザル一家は、多数のイグアノドンを中心とした草食動物の大群に合流し、豊饒な緑に溢れるという'命の大地'を目指して旅立つ。しかし、彼らの背後には群れを付け狙う肉食恐竜達が迫っていた。
エリック・レイトン
ラルフ・ゾンダグ