「勝つことがすべてではない。唯一だ!」をモットーにロンドンの金融界で大成功を収めている凄腕トレーダーのマックス(ラッセル・クロウ)。そんな彼のもとにプロヴァンスで暮らしていた叔父の死の知らせが届く。ブドウ園とワイナリーの相続のために30年ぶりにプロヴァンスの土を踏むマックス。早速口にしたワインのあまりのまずさに当初は遺産の売却を考える。だが、地下貯蔵庫で見つけた最高品質のワインの発見や叔父の娘と名乗るアメリカ娘の出現。そして不思議な運命の絆で結ばれた女性との出会いなど思いがけない出来事を通してマックスは本当の豊かさとは何かに気づき、生きる喜びを取り戻してゆく。『グラディエーター』以来のリドリー・スコット監督とラッセル・クロウのコンビで贈る大ベストセラー「南仏プロヴァンスの12か月」の映画化。