ハンクはアメリカ南部の刑務所で死刑囚棟の看守を長年務めてきた。彼の父も同じ看守を務め、今は息子のソニーが新人として働き始めたところだった。ハンクは父譲りの人種差別主義者だったが、息子のソニーはそんなハンクの考え方に疑問を感じていた。黒人の囚人ローレンス・マスグローヴの処刑の日、ハンクとソニーが電気椅子に向かうローレンスに付き添うことになったが、慣れないソニーは任務を全うすることができなかった。刑の執行後、ハンクはそんなソニーの態度を厳しく叱責してしまい…。
マーク・フォースター