平凡な高校生、山本陽介(市原隼人)の前に現れた制服の美少女・雪崎絵理(関めぐみ)。彼女が夜な夜な戦うのは、チェーンソーを振り回す不死身の大男。何のために戦っているのか分からない。が、「とにかく奴を倒さないと世界に希望は無い」らしい。目的の無い青春の日々を埋めるように“チェーンソー男”との戦いに没頭していくふたり。「彼女を守ってカッコ良く死ねるなら、それでオールオッケー!」思う陽介と、絵理との距離は、日常と非日常の狭間で次第に近づいていく。しかし陽介の想いとは裏腹に、チェーンソー男との戦いは非情な最終戦に突入しようとしていた…。
北村拓司
映像化を待望されつつも、ビジュアル化が難しいと言われていた滝本竜彦のベストセラー小説「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ」。青春時代のもどかしさや人生への焦燥感を鮮やかに切り取った本作が映画化された。手がけたのは、CMディレクターとして活躍していた北村拓司監督。その卓越したビジュアルセンスと演出力で、見事にスクリーンに映し出された『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』が1月19日(土)に初日を迎え、北村監督、市原隼人、関めぐみ、浅利陽介、三浦春馬、そして謎のチェーンソー男が舞台挨拶に登壇した。
青春期に誰もが感じる焦燥感。大人から見れば、つまらないことで悩んでいるように見えても、本人たちにとってみれば、大きな大きな悩みなのだ。何となく毎日を過ごすことに嫌気がさし、そして自分の将来に対して持つ不安と苛立ち。そんな感情をリアルに、そして少しファンタジックに表現した小説「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ」。謎のチェーンソー男と闘う日々を送る制服の美少女戦士、その少女にまとわりつく青年・山本陽介を描いた本作が映画化され、『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』として1月19日(土)より公開される。本作でその謎のチェーンソー男との闘いに挑み続ける雪崎絵理を演じた関さんに話を聞いた。
「あなたが地球上でたった一人の人間だったらどうしますか?」
何の変哲もない平凡な高校生活の風景に、突如として入り込んできた謎の“チェーンソー男”。一体全体何者で、おれは何のためにこいつと闘ってるんだ——? 滝本竜彦による同名ベストセラーを原作に、不条理かつファンタスティックな要素を取り入れて、漠然とした不安や苛立ちといった青春時代の感情を切り取った『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』。日本映画・ある視点部門に出品された本作のワールドプレミア上映が10月25日(木)に行われ、上映前の舞台挨拶に主演の市原隼人、関めぐみ、浅利陽介、北村拓司監督、そして正体不明のチェーンソー男が登壇した。