ある日、札幌市内のアパートで女性の変死体が発見された。その女性は、ミス道警と呼ばれた美女で、かつての交際相手であった巡査部長・津久井(宮迫博之)が容疑者に挙げられた上に、異例の射殺命令が出された。それは、道警全体の汚職を告発する北海道議会が開く「百条委員会」に重要証人として津久井が召喚されていたため、道警上層部が企んだものであった…。そう睨んだ所轄の警部補・佐伯(大森南朋)は、津久井を確保し、翌日開かれる「百条委員会」に無事出席させるミッションに命を懸ける――。佐々木譲の人気警察小説「笑う警官」を原作に、角川春樹が11年ぶりにメガホンを取り、映画化。
角川春樹