ハワイ島の北に忘れられた町、ホノカア。ここでは、月に虹がかかるとき、願いが叶うと言われている。恋人にフラれ、大学を休学したレオ(岡田将生)は日本を離れ、この町にやってくる。ひょんなことからホノカアの映画館で映写技師として働くことになったレオが出会ったのは、風変わりだが心優しい人たち。新しい出会いと恋、ごはん、そして別れ。レオが大人になるために必要なものが全て、ここにあった――。実在するハワイ島の不思議な町・ホノカアにある映画館での出来事や村人との交流を描いた吉田玲雄の同名紀行文を映画化。
真田敦