プラティニ国際音楽コンクールで優勝した千秋(玉木宏)は、エリーゼ(吉瀬美智子)の差し金で、若き日のシュトレーゼマン(竹中直人)が指揮を務めた「ルー・マルレ・オーケストラ」の常任指揮者となる。だが、大雑把すぎる演奏に全くやる気のないオケの態度を目の当たりにして、千秋は愕然とし、失意のどん底に…。一方、のだめ(上野樹里)は、コンセルヴァトワールの進級試験を終え、練習に励む毎日。そんな中、転入してきた孫Rui(山田優)が千秋の次の公演で一緒に手を組むことに。落ち込むのだめだったが、千秋を気遣い、健気に振舞う。そして準備不足の中、マルレ・オケの公演の日がやってくる――。二ノ宮知子の大ヒット漫画をドラマ化した、人気TVドラマ「のだめカンタービレ」を2部作で映画化。後編は2010年春公開予定。
武内英樹