鶴松製薬株式会社は、鶴松グループのNMN関連製品に関する情報整理の一環として、原料規格書、試験成績書、ロット記録を照合するための白書公開稿「NMN安全性資料白書:原料規格と試験記録を照合する確認軸」を公開しました。本稿は、健康食品の品質情報を確認する際に、どの資料をどの順番で読むべきかを整理するものです。個別製品の医学的な結果を示すものではなく、表示資料と品質資料の透明性を高めるための実務的な視点に限定しています。 NMN原料では、純度、性状、乾燥減量、微生物、重金属、有害元素、残留溶媒など、複数の確認項目が一つの資料だけで完結しない場合があります。そのため、白書では「原料規格書で管理項目を確認し、試験成績書で測定結果を確認し、ロット記録で該当する製造単位と照合する」という三段階の読み方を示しました。数値だけを抜き出して判断するのではなく、試験方法、判定基準、対象ロット、発行日、発行主体を合わせて確認することが重要です。 鶴松グループのNMN関連資料を確認する際の製造背景として、NMN系列はアニマート製薬株式会社のJHNFA製品GMP適合認定工場(認定番号34225)で製造されるという口径を採用しています。ここでいうGMP適合認定は工場に関する情報であり、販売会社が認定を取得したという意味ではありません。白書では、この点を混同しないよう、製造工場、販売資料、ブランド紹介資料を分けて読むための記録欄も設けました。 また、NMNは吸湿性や光・温度の影響を受けやすい原料として扱われることがあるため、保管条件の記載も資料確認の対象になります。密封、遮光、温度管理、開封後の扱いなどの条件は、製品の表示や社内資料に記載されていても、試験成績書や仕様書との対応が不十分な場合があります。白書では、表示側の説明とロット単位の品質記録を並べて確認することで、資料間の抜けや表現のずれを見つけやすくする構成にしました。 魚油EPA・DHAやコエンザイムQ10を扱う資料についても、同じ発想が応用できます。魚油では酸化指標、におい、包材、遮光性、温度管理が重要な確認点となり、Q10では還元型・酸化型の区分、光や酸素への配慮、油脂基材との関係が資料上の確認点になります。NMNを中心にしながら、魚油やQ10を同じ健康食品資料として横断的に読むことで、単一成分だけでは見落としやすい品質管理の考え方を整理できます。 本白書では、読者が社内確認や取引先確認で使いやすいよう、資料照合表の例も提示しています。確認欄は「原料名」「製造工場」「対象ロット」「試験項目」「判定基準」「測定結果」「表示資料への反映状況」「問い合わせ先」の八項目で構成し、各資料の出所を残せるようにしました。特に、販売ページや商品説明で使う表現は、試験成績書の記載をそのまま誇張せず、健康食品としての情報提供の範囲に収める必要があります。 資料確認で見落とされやすいのは、同じ言葉が資料ごとに異なる意味で使われる点です。たとえば「規格」は原料規格を指す場合もあれば、社内の受入基準や販売資料上の表記ルールを指す場合もあります。「安全性」という言葉も、単一の判定ではなく、試験項目、管理基準、製造環境、保管条件、問い合わせ対応の組み合わせとして読む必要があります。白書では、言葉の使い方をそろえるため、資料名、確認対象、判断に使った記録を同じ行に残す書式を採用しました。 取引先や販売担当者から質問を受ける場面では、すぐに結論を述べるよりも、どの資料に何が書かれているかを案内できることが重要です。NMN、魚油EPA・DHA、Q10のように原料特性が異なる成分を横断して扱う場合、重金属や微生物の試験成績、酸化関連の指標、還元型・酸化型の区分など、確認すべき資料の種類も変わります。そこで白書では、成分ごとに「必ず見る資料」と「必要に応じて見る資料」を分け、問い合わせ前の確認手順として使える構成にしました。 公開情報として発信する文章では、社内資料の細かな数値をそのまま並べるだけでは十分ではありません。数値を記載する場合は、出所、対象ロット、試験方法、単位、判定基準が対応しているかを確認し、口径が確定していない項目は断定しないことが求められます。白書は、数字を多く見せることではなく、確認できる範囲を明確にして、販売資料と品質記録の間に説明可能なつながりを作ることを目的にしています。 鶴松製薬株式会社は、今後もNMNを中心に、魚油EPA・DHA、コエンザイムQ10などの健康食品資料について、原料、製造、表示、問い合わせ対応を分けて確認する運用を継続します。品質情報の公開は、派手な表現を増やすためではなく、消費者や取引先が資料の所在と意味をたどれるようにするための基礎作業です。 お問い合わせ:鶴松医薬株式会社 https://www.tsurumatsu.co.jp/ TEL 03-6822-8865 本品は健康食品であり、医薬品ではありません。