当たりハズレの多いミステリ。「時間がないからハズレを引きたくない」「前評判は上々でも思ったほどグッとこずに途中でやめてしまう」「軽すぎて物足りない」というミステリ好きのあなた。
キャッチーでありつつもぐいぐい読めるページターナー。一見ライトな読み口なのにアガサ・クリスティのように伏線が緻密にはりめぐらされた本格派。
おまけにフーダニット×孤島×密室×貴族の館=どんでん返しの連続殺人(!?)というミステリ好きが求める要素てんこもり。
さらに、発売前なのに14ヵ国が版権取得した(!)面白さ折り紙付きのタイトル!
そんなミステリ、めちゃくちゃ気になりませんか?
株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、取締役 代表執行役社長 CEO:夏野剛)は、2026年2月25日(水)に、『ハレー彗星の館の殺人 老令嬢探偵の事件簿』(ロス・モンゴメリ 村山美雪=訳 角川文庫 原題:The Murder at World's End)を発売しました。編集部イチオシの本作について、担当編集がくわしくご紹介します。
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面白すぎて発売前に14ヵ国が版権取得
作家さんが最初に書き上げた原稿を第一原稿というのですが、こちらは修正も校正もされていない、本当に最初の原稿です。そんな段階の生の原稿が、世界中の出版社の編集者に読まれ、発売前にもかかわらず14ヵ国が版権を取得しました。それだけでも本書の面白さをご理解いただけると思います。
版権取得国
英国/米国/デンマーク/フィンランド/フランス/ドイツ/ギリシャ/ハンガリー/イタリア/日本/オランダ/ルーマニア/スペイン/スウェーデン【全14ヵ国】
こういう方にオススメ
本書は以下の方にオススメです。「ナイブズ・アウト」といったクローズド・サークルものの孤島・館ファン
「ダウントン・アビー」などの貴族もののファン
また、一見ライトで読みやすいのに、セリフにヒントや伏線がはりめぐらされた緻密な構成、そして年代が1900年代前半のイギリスの田舎町が舞台ということで、
往年のミステリ、アガサ・クリスティファン
さらに、79歳の老令嬢と少年院帰りの召使いの少年という民間人が謎解きするため、
コージー・ミステリファン
にも楽しんでいただける内容かと思います。それではどんな内容か。簡単なあらすじからご紹介します。
作品紹介
《あらすじ》1910年、ハレー彗星の降る夜。誰が子爵を殺したか?
1910年の英国。少年院帰りのスティーブンは謎の手紙に導かれ、孤島の館で従僕(じゅうぼく)として仕えることに。
その日は奇(く)しくもハレー彗星が地球に到達する日で「毒ガスが広まり、世界が終わる」と騒動が起きていた。主の子爵は館中の窓や扉を板で密閉させ、スティーブンに嫌われ者の老令嬢デシマの世話を任せる。
その夜、事件が起きる。子爵が書斎で殺されたのだ。犯人は誰(フーダニット)?
面白すぎて発売前に14ヵ国が版権取得した超期待作!
79歳の老令嬢と少年院帰りの召使いが挑む。フーダニット×孤島×密室×貴族の館=どんでん返しの連続殺人!?
解説・若林踏
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前述もしましたが、やっぱりミステリはフーダニットですよね……!
ハウダニット(どうやって殺したか)でもホワイダニット(なぜ殺したか)でもなく、フーダニット=犯人さがしというのがいちばんシンプルで、かつ謎解きするぞ!感があります。
おまけに孤島、密室、貴族の館、どんでん返しとあり、思わず「わ~っ」と歓声をあげたくなる要素がつまっております。
《誰が子爵を殺したか? 容疑者リスト》
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クローズド・サークル=閉じられた空間というのは、満潮時のみ外界から孤立する島で、さらに子爵の館という、外部から誰も入り込めない場所のことをさしています。そこで殺人が行われ、犯人は誰か?というストーリーです。
登場人物は以下のとおり。
【容疑者】
No.1 エドウィン ケチな下院議員。
No.2 ミスター・ストークス 優秀な執事。
No.3 レティスとギルバート 子爵の従姉(いとこ)とその孫。
No.4 ジョリオン 大酒飲みの海軍少将。
No.5 ミュラー教授 ドイツ人科学者。
【探偵チーム】
ミス・デシマ 79歳の毒舌老令嬢。
スティーブン 少年院帰りの召使い。
テンペランス 泣き虫メイド。
【ロンドン警視庁】
ジャーヴィス警部
《ハレー彗星の館=タイズ館って?》
本書の冒頭で、ハレー彗星の館=タイズ館の見取り図が掲載されています。そちらに関してもご紹介しましょう。
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殺人が行われた、子爵の書斎が東棟2階に位置しています。となりのロングギャラリーに、クロスボウを持った甲冑が飾られていますね……。貴族たちの寝室は東棟3階に。使用人部屋は東棟の屋根裏部屋にありますね。地下には使用人の食堂や執事室、厨房があります。貴族たちは1~3階に、使用人たちは屋根裏か地下に、というように棲み分けされているようです。
この館の見取り図を見ていれば、犯人がどうやって密室で子爵を殺したか、わかるのでしょうか……?
《若林踏さんによる解説》
本書には、評論家の若林踏氏による解説「全方位的に楽しい英国謎解きミステリ、上陸!」が収録されています。続編についての記述もあり、「第二作目以降では、サフラジェット運動(女性参政権運動)の抗議デモの最中に起きる残忍な殺人事件や、豪華客船での不可解な死などが描かれるそうだ。本作同様に続編でも、実在の歴史的事件や、それをモデルにした事件をテーマにミステリが展開される。これらもまた、ミステリファンの期待に応える作品になること請け合いである」とのこと。その他詳細については後日、カドブンや編集部X(KADOKAWA翻訳チーム@kadokawahonyaku)でご紹介する予定です。
本国での評判&絶賛の声
本国での評判や絶賛の声をご紹介しましょう! かなりの評判かつ高評価です。「ダウントン・アビー」と「ナイブズ・アウト」をあげる方が多いようですね。
Goodreads 評価:★4.1(3904件の評価 ※2026/2/16現在)
「ユニークな探偵コンビ」「緻密なプロット」「魅力的な舞台設定」が高く評価。
Amazon.uk 評価:★4.4(797件の評価 ※2026/2/16現在)
「ダウントン・アビーとナイブズ・アウトの融合」と評され、ユーモアとサスペンスのバランスが好評。
Kirkus Reviews
「密室殺人の歴史ミステリの模範」と絶賛。1910年のコーンウォールを舞台に、若き使用人と毒舌な老婦人が殺人事件に挑むという設定がユニーク。
Cozy Crime Mystery
「2025年最高のミステリ小説のひとつ」として紹介され、「一気読みしてしまうほど面白い」との声も。
Red Magazine
「最高に愉快で、ノンストップな面白さ!」
The Sun Fabulous Magazine
「児童文学界の巨匠による大人向けデビュー作。絶対的な傑作だ!」
Woman & Home
「練り上げられたプロット、そして爆笑の連続。ハレー彗星に沸く1910年の狂乱を背景にした見事な一冊」
BA High Life Magazine
「英国らしいノスタルジーと、残酷なまでの鋭い機知。まさにストーリーテリングの魔法だ」
Prima Magazine
「舞台は1910年、コーンウォールの孤島。少年院上がりのアンダー・バトラー(副執事)が、着任24時間以内に起きた殺人事件に挑む。コージー・ミステリファン必読!」
The i Paper
「古典的ミステリへの敬意と、たっぷりのユーモア。『ダウントン・アビー』と『ナイブズ・アウト』が出会ったような、最高に刺激的な邸宅殺人事件」
発売前にゲラ読みしてくださった日本の方々のご感想
発売前に、ゲラ(試し刷りの原稿のようなものです)を読んでくださった方々がたくさんおられます。うれしいご感想をよせてくださいましたのでご紹介します。年の差半世紀以上の探偵コンビが舌鋒鋭い推理を展開していく傑作エンターテイメントでした。少年院帰りのスティーブンの忖度なしの観察眼はユーモアたっぷりで、さらに、これまで上流社会の魑魅魍魎を見てきたツワモノの毒舌おばあちゃん、デシマの発言は、それを上回るユーモアに溢れ、二人の会話に引き込まれました。名探偵コンビの権力にひるまない姿勢が好きです。
フーダニットのミステリとしても最高でした。正確に犯人を当てられる人はいるのでしょうか? 冒頭からかなりフェアにヒントが散りばめられているのに、語りの操作が巧みで(スティーブンの語りと客観的な神の視点が効果的に混ざっていて)、信用できそうで信用できない語り手に最後まで踊らされました。
本作の読みどころは、物語に誘い込む作者の腕、雰囲気の醸成の仕方です。最果ての潮汐島に建つ屋敷、秘密の通路、複雑な階段。庭の謎めいた迷路、過去の亡霊にとりつかれた一族。さらに、殺人事件が起きたのはハレー彗星到来の日。最高の舞台が揃っていて、空想の世界にすっかり酔いしれながら、疑念と偏見と憶測に惑わされました。よく読めば面白い、ではなく、面白いから読まずにいられない物語でした。
ダウントン・アビーで活写された屋敷の住人と階下の使用人の世界、カズオ・イシグロの手になる献身的な執事の姿が重なりました。科学と冒険が背中あわせの世界はシャーロック・ホームズの数々の冒険を思わせます。つまり、こんな濃密な世界を構築できる作者がすごい。
コスタ賞の候補になるなど、イギリスの児童文学界ではすでに定評のある作家だけあり、語りの巧みさは群を抜いていて、特に往年の作家たちへのリスペクトに満ちたクラシカルな世界を鮮やかにみせる技が卓越しています。楽しい比喩に満ちた豊かな表現と名言がたっぷりで、犯人がわかったあとも再読したい作品です。
(書店員)
1910年、ハレー彗星がやってくる。まだ科学が今ほど進んでない時代だからそれだけで大混乱。
そんな時に嵐になれば陸の孤島となるワールズ・エンドで密室殺人事件が……。
舞台となるのは貴族の館。探偵役は79歳の老令嬢ミス・デシマ。そのサポート役にこのお話の主人公のスティーブン。スティーブンは少年院にいた経歴があるから犯人に仕立て上げられそうでビクビク。
もう一人のサポート役に使用人のテンペランス。気弱で手がかりを探すにも向いてなさそうな彼女ですが意外と役立つ情報を仕入れてくるのです。
科学的根拠の無いハレー彗星騒ぎに冷ややかな目線を送るミス・デシマは事件を探るのにまずは動機からなんて言わずに、誰がその犯行が可能だったか、ということから攻めていくのがカッコいいと思いました。
次の殺人が起こるのに、何も確信を掴めてなさそうな人がターゲットになって、これは思っている以上に単純ではいかないのかもしれない、と困惑しました。
事件を探るのに場を引っかき回し歯に衣着せぬ物言いをするミス・デシマが痛快でした。
(書店関係者 #ネットギャリー より)
わけありのスティーブンが新人の従僕として勤めることになったのは、彗星衝突で人類が滅亡すると信じる子爵の館。彗星到来後も生き残るためにあれこれ指示をする主人のために、館は備えで大忙し。そんななかで殺人事件は起こる! 館の騒ぎをものともせずに彗星を科学的に観察する気難しい老令嬢デシマと、事件の謎解きすることになったスティーブンの命運やいかに!
「館」に「密室」とくれば、ミステリ好きなら興味を持たずにはいられない。謎解きはもちろんだが、年齢も身分もまったく異なるデシマとスティーブンの人間関係もみどころ。
(書店関係者 #ネットギャリー より)
冒頭でもお伝えしましたが、ライトに見えて、かなり緻密にヒントや伏線がはりめぐらされた作品なのです。そういった意味で、海外ミステリにあまり慣れていない方にも手にとりやすいのでは、と思います。
海外ミステリ好きの方、国内ミステリしか読まないという方、本格ミステリファン、コージー・ミステリファンといった、すべてのミステリ好きの方々に、ぜひともお読みいただきたい一冊です。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/7006/18822/7006-18822-0cfee5af3d9c1c12805da2d3b3eea589-1409x1000.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
書誌情報
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/7006/18822/7006-18822-a1842c093c37401cada0d7f61bb1f2eb-1000x1419.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]『ハレー彗星の館の殺人 老令嬢探偵の事件簿』(角川文庫)
著者:ロス・モンゴメリ
訳:村山美雪
発売日:2026年2月25日(水)
定価:1,540円(本体1,400円+税)
判型:文庫判
ページ数:432ページ
ISBN:978-4-04-116630-7
発行:株式会社KADOKAWA
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プロフィール
著者:ロス・モンゴメリ(Ross Montgomery)受賞歴のある児童書作家。著作はコスタ賞児童書部門の最終候補に2度選出され、英国最大の書店チェーン、ウォーターストーンズの「今月の児童書」に2度選ばれ、サンデー・タイムズ紙の「現代の児童書ベスト100」にも選出された。最新作『I Am Rebel』は発売直後からベストセラーとなり、ウォーターストーンズにより、「2024年の児童書」に選出された。妻と赤ちゃん、そして猫のファン・ボビーとロンドンで暮らしている。本書は初の大人向け小説である。
訳:村山美雪(むらやま みゆき)
英米文学翻訳家。商社、出版社勤務を経て、東江一紀氏に師事し翻訳者となる。訳書にベン・クリード『血の葬送曲』、ニタ・プローズ『メイドの秘密とホテルの死体』『メイドの推理とミステリー作家の殺人』、セバスチャン・フォークス『ジーヴズと婚礼の鐘』、ジュリア・クイン『ブリジャートン家』等がある。
プレスリリース提供:PR TIMES

