【東京国際映画祭レポートvol.11】濃い男たちが宮崎あおいを包囲『ハブと拳骨』
いまだ米軍占領下の1960年代終わり、ベトナム戦争の真っ只中の沖縄。この複雑で過酷な時代をたくましく生き抜く3人の兄妹と母の姿を描き、今年の東京国際映画祭のコンペティション部門に、純日本映画として唯一ノミネートされた『ハブと拳骨』の上映が10月22日(月)に行われた。上映前にはキャスト・スタッフ陣による舞台挨拶が行われ、さらに主演の宮崎あおい、尚玄、虎牙光揮らキャスト陣に、中井庸友監督、原案とクリエイティブ・ディレクター、そして音楽を担当した田中雄一郎、山下貴裕プロデューサーが出席しての記者会見が開かれた。