今年2月に開催されたベルリン国際映画祭で上映されるやいなや多大なる反響を呼び、ここ日本においては、扱っているテーマから、一時は上映中止に追い込まれた問題作『靖国 YASUKUNI』。二転三転の末、5月3日(土・祝)にようやく渋谷シネ・アミューズで公開された本作が、早くも興収1,000万円を超え、好調に成績を伸ばしている。
すでに上映を決定していた都内の劇場が、観客や周囲への安全の配慮などを理由に公開を自粛するなどして、物議をかもしてきたドキュメンタリー『靖国 YASUKUNI』。この問題作が5月3日(土・祝)の渋谷シネ・アミューズを皮切りに、全国7都市計8館で公開されることが決定した。正式に、上映日程が決定したのは以下の劇場。
『魔法にかけられて』が3冠達成!
今年も各国から集まった多彩な作品が接戦を極めた第58回ベルリン国際映画祭。世界三大映画祭の中でも社会派の作品が多く集まる傾向にある同映画祭だが、そのフォーラム部門にて、2月11日、12日、14日(現地時間)の3日間にわたり、日中合作ドキュメンタリー『靖国 YASUKUNI』が上映され、地元ドイツを始め、各国メディアの間で大きな反響を呼んでいる。