2005-2006年は日本におけるドイツ年ということもあり、ドイツ映画が盛り上がっています。2003年の『グッバイ、レーニン!』あたりから現代ドイツ映画が勢いを取り戻し始め、ドイツ国内で作られた作品やドイツ史を描いた作品にも注目が集まるようになりました。昨年はドイツ人監督が初めてナチスを扱った『ヒトラー〜最期の12日間〜』が公開され、2月にはスティーヴン・スピルバーグ監督の問題作『ミュンヘン』も控えています。中でもこの『白バラの祈り』は、若い女性が主人公だけに、より感情移入しやすいかもしれません。ゾフィーだけが特別だったのではなく、誰でもゾフィーになり得たかもしれないのです。歴史にとって個人とは何か、また個人にとって歴史とは何なのか。そんなことを考えました。
「ばけばけ」第51回あらすじ・場面写真 新年会で挨拶をふられたヘブンの言葉に、お祝いの空気が一変する…12月8日放送
偽装夫婦の“嘘”のゆくえは? ラブコメ×サスペンスの後味が心地よい「私と結婚してくれますか?」