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「映画の現場が大好きなんです」夏帆が明治時代の文学青年と恋に落ちた!?

母と2人暮らし、将来の夢は小説家…というごく普通の女子高生・未歩。ある日未歩は、携帯を落としてしまう。その携帯が辿り着いた先はなんと、明治時代。その携帯を拾ったのは時次郎という小説家志望の青年だった。“平成”と“明治”という時代を超えて会うことのできない恋を育んでいく『東京少女』。本作で未歩を演じた夏帆に話を聞いた。

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『東京少女』 夏帆 photo:Yoshio Kumagai
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  • 『東京少女』 夏帆 photo:Yoshio Kumagai
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母と2人暮らし、将来の夢は小説家…というごく普通の女子高生・未歩。ある日未歩は、携帯を落としてしまう。その携帯が辿り着いた先はなんと、明治時代。その携帯を拾ったのは時次郎という小説家志望の青年だった。“平成”と“明治”という時代を超えて会うことのできない恋を育んでいく『東京少女』。本作で未歩を演じた夏帆に話を聞いた。

脚本を最初に読んだとき、「すごく切ないと思いました」と言う。
「でも、電話だけで恋に落ちるというのは、現実にあるのかな? と思いました。もし私だったら、これはないかも…とも思いましたし。だけど何となく分かる気もするというか、最終的にはなんだか憧れてしまいました(笑)」。

確かに“携帯電話”が現代における重要なコミュニケーション・ツールであるとはいえ、電話で話をするだけで恋に落ちるのだろうか? しかし本作を観ると、あり得なくもないと思えてくるのだ。
「電話のシーンは、なるべくリアルに見えるように心がけました。恋愛ものですけど相手と顔を合わせることはないので、撮影はほぼ一人だったんです。でも実際には、(時次郎役の)佐野君が現場にいてくださったので、それほどやりにくさも感じませんでした。佐野君と話す機会はあまりなかったんですけど、作品の設定的には、その方が良かったのかなって」。

昨年の夏に公開された『天然コケッコー』や、4月5日(土)公開の『うた魂♪』など、等身大の学生の役、同じ学生とは言え、やはり映画によって演じるキャラクターは異なるはず。しかし「何が普通なのかはよく分からないんです」と笑う。
「現場が違うと周りのキャストの方ももちろん違ってきますし、そうなると役柄も変わってくるというか…。やっぱり自分一人ではキャラクターは作れないなっていつも思うんです。だから私にとっては、現場に入ることが大きいです。今回の未歩というキャラクターについても監督と細かく話をしたというよりも、現場で自由にやらせていただいた感じなんです」。

そんな夏帆さんだが、今回は制服を脱いで少し大人びたシーンもある。今後さらに、大人の女性へと変貌を遂げそうだ。
「この先、女優としてどうしたいか具体的に考えたことがあまりなくて。でも映画の現場は大好きですし、これまでもいろいろな役をやらせていただきました。『天然コケッコー』ではすごく田舎の女の子で、『うた魂♪』では、ちょっとぶっとんだ役ですし。いまはこういうジャンルの映画に出たいというよりも、いろいろな役に挑戦できたらいいなと思っています」。

次回作は『砂時計』。少女マンガが原作のラブストーリーで、夏帆さん曰く「初めて突っ込んだ恋愛ものをやらせていただきました」とのこと。TVドラマでは赤川次郎原作の「三姉妹探偵団」を原作とした「4姉妹探偵団」(テレビ朝日系列で毎週金曜日21時から放送中)。こちらも普通の女子高生だが、「事件に巻き込まれて、姉たちと一緒に謎解きをしていくんです。探偵ではないんですけど(笑)」。

ピュア、ナチュラル、そんな言葉がぴったりの透明感のある佇まいで、これからもスクリーンを彩ってほしいと思う。

《photo:Yoshio Kumagai》

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