※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

チャウ・シンチーが夕張へエール! 廃校の児童たちに『ミラクル7号』プレゼント上映

今年待望の復活を遂げ、いよいよ3月19日(水)より開幕される「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」から新たなニュースが届いた。アジア各国で早くもメガヒットを記録しているチャウ・シンチーの最新SF大作『ミラクル7号』が招待作品として急遽上映されることが決定! この春、廃校となる夕張・幌南小学校の生徒25名が招待される。

最新ニュース スクープ
注目記事
『ミラクル7号』 (C)- 2008 Sony Pictures Entertainment(J) Inc. All Rights Reserved. (C) 2008 Sony Pictures Digital. All Rights Reserved.
『ミラクル7号』 (C)- 2008 Sony Pictures Entertainment(J) Inc. All Rights Reserved. (C) 2008 Sony Pictures Digital. All Rights Reserved.
  • 『ミラクル7号』 (C)- 2008 Sony Pictures Entertainment(J) Inc. All Rights Reserved. (C) 2008 Sony Pictures Digital. All Rights Reserved.
今年待望の復活を遂げ、いよいよ3月19日(水)より開幕される「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」から新たなニュースが届いた。アジア各国で早くもメガヒットを記録しているチャウ・シンチーの最新SF大作『ミラクル7号』が招待作品として急遽上映されることが決定! この春、廃校となる夕張・幌南小学校の生徒25名が招待される。

チャウ・シンチーは、1996年に本映画祭の審査員として参加、2002年には『少林サッカー』の日本における成功のきっかけがここでの上映であったという、本映画祭とは縁のある一人。昨今の夕張市の苦しい財政状況を受け、チャウ・シンチー直々に、ぜひ夕張の子供たちを自作の上映に招待したいと映画祭事務局に申し出があったという。これに対し、映画祭スタッフは本作で描かれる「貧しくとも健気に、より高い教育機会を求めて希望を捨てない父子の姿」というテーマと高いクオリティに大変感動し、チャウ・シンチーの呼びかけに賛同し、上映決定に至った。

今回、上映に招待された幌南小学校は1990年に開校するも、同年の炭鉱閉山のあおりを受け、開校時には300人だった児童数が一学期末には140人、次年度には80人と大激減。現在、夕張市内に7校ある小学校、4校ある中学校はそれぞれ1校に統廃合され、中でも同校は市中央の小学校に統合されることで、児童たちの通学距離は6キロ延び、全員がバス通学を強いられるという。市の教育費も前年度の半分にカットされるが、例えばスクールバスの待合所の検討など、市民と行政が一丸となってこの危機的状況をどう乗り越えるか、前向きに取り組んでいる。今回、財政難による打ち切りから、NPOの力により見事復活を遂げた本映画祭が、夕張市が元気を取り戻すバネになることを願いたい。

『ミラクル7号』は3月22日(土)に市民会館大ホールにて上映、6月28日(土)よりシネマスクエアとうきゅうほか全国にて公開。

ゆうばりファンタスティック国際映画祭2008
http://yubarifanta.com/
開催期間:3月19日(水)〜23日(日)
《シネマカフェ編集部》

関連記事

特集

【注目の記事】[PR]

特集

page top