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【ゆうばり映画祭】「ゆうばりは人ありき!」キム・ジフン監督が新作と共に凱旋

長編監督デビュー作『木浦(モッポ)は港だ』が、本映画祭2004年ヤング・ファンタスティック・グランプリ部門でグランプリに輝いた、韓国のキム・ジフン監督。昨年、本国で740万人を動員した大ヒット作『光州5・18』を伴い、ゆうばりファンタを凱旋した。

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『光州5・18』のキム・ジフン監督 photo:Megumi Shibata
『光州5・18』のキム・ジフン監督 photo:Megumi Shibata
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長編監督デビュー作『木浦(モッポ)は港だ』が、本映画祭2004年ヤング・ファンタスティック・グランプリ部門でグランプリに輝いた、韓国のキム・ジフン監督。昨年、本国で740万人を動員した大ヒット作『光州5・18』を伴い、ゆうばりファンタを凱旋した。

「韓国では、コメディ作品は映画賞の対象になりにくい。ゆうばりファンタでの受賞があったからこそ、『光州5・18』を撮れたのです。そして審査員の永井豪先生に励ましの言葉をいただいたことが、制作の原動力にもなりました。ゆうばりは人ありき、映画以前に人間を大事にする映画祭だと思います」。

1980年5月18日に始まった光州事件。『光州5・18』は、韓国で<5・18光州民主化運動>と呼ばれる、衝撃事件の10日間を扱ったヒューマンドラマだ。

なお今作のティーチインに際しては、有給休暇を使いプライベートで映画祭を訪れていた、笠井信輔アナウンサーが司会役をボランティア志願。映画ファンとして知られるだけに、感銘を受けたというラストシーンについてなど、興味深い質問を次々と監督に投げかけていた。

(text/photo:Megumi Shibata)
《シネマカフェ編集部》

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