※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

佐藤浩市と三谷幸喜で漫才コンビ結成? 『ザ・マジックアワー』プレミア開催

『THE 有頂天ホテル』以来、2年ぶりとなる三谷幸喜の最新作『ザ・マジックアワー』。5月14日(水)に本作のプレミア・セレモニーと完成披露舞台挨拶が開催された。三谷監督を始め、主演の佐藤浩市に妻夫木聡、深津絵里、綾瀬はるか、寺島進、小日向文世、戸田恵子、伊吹吾郎が出席。“マジックアワー(泡)”になぞらえて、会場には無数のシャボン玉が飛び交う中、タキシードとカクテルドレスに身を包んだこの豪華メンバーが登場すると、大きな歓声が贈られた。

最新ニュース レポート
注目記事
『ザ・マジックアワー』プレミア。前列左から深津絵里、佐藤浩市、三谷幸喜監督、妻夫木聡、綾瀬はるか。後列左から戸田恵子、小日向文世、寺島進、伊吹吾郎。
『ザ・マジックアワー』プレミア。前列左から深津絵里、佐藤浩市、三谷幸喜監督、妻夫木聡、綾瀬はるか。後列左から戸田恵子、小日向文世、寺島進、伊吹吾郎。
  • 『ザ・マジックアワー』プレミア。前列左から深津絵里、佐藤浩市、三谷幸喜監督、妻夫木聡、綾瀬はるか。後列左から戸田恵子、小日向文世、寺島進、伊吹吾郎。
  • 『ザ・マジックアワー』プレミア舞台挨拶にて。佐藤浩市と深津絵里。
  • 『ザ・マジックアワー』プレミア舞台挨拶にて。妻夫木聡と綾瀬はるか。
『THE 有頂天ホテル』以来、2年ぶりとなる三谷幸喜の最新作『ザ・マジックアワー』。5月14日(水)に本作のプレミア・セレモニーと完成披露舞台挨拶が開催された。三谷監督を始め、主演の佐藤浩市に妻夫木聡、深津絵里、綾瀬はるか、寺島進、小日向文世、戸田恵子、伊吹吾郎が出席。“マジックアワー(泡)”になぞらえて、会場には無数のシャボン玉が飛び交う中、タキシードとカクテルドレスに身を包んだこの豪華メンバーが登場すると、大きな歓声が贈られた。

売れない俳優・村田大樹役の佐藤さんは「不思議な映画で、いい奴も悪い奴もマヌケな奴も、最後にはみんな憎めなくなってしまう、そんな雰囲気を持っています」と語る。コメディ初主演となったが「三谷監督が『脚本は役者へのラブレター』と言ってました。とても素敵なセリフに聞こえますが、僕にとっては“果たし状”です(笑)。この果たし状に対して、僕なりに答えを出さなくては、という気持ちで臨みました」と役に込めた思いを明かした。

三谷監督はそんな佐藤さんを絶賛。「佐藤さんは本当におもしろい方で、こう見えて、ダジャレも言うんです。どんなダジャレかは本人の名誉のために言いませんが(笑)。一緒にコメディを撮りたいとずっと思っていましたし、自信もありました」と手応えを語った。この2人、壇上でも漫才コンビのように息がピッタリ。「2人ともひとりっ子でA型、歳も変わらないし、身長も同じくらい(※大うそです)」(三谷監督)、「かき氷には練乳というところも同じで、ほぼクローン」(佐藤さん)という2人。何かと他人のコメントに口を挟もうとする三谷監督と、「あんたには聞いてない!」とすかさず突っ込む佐藤さんのやり取りに会場は笑いに包まれた。

魔性の女・マリ役の深津さんは司会者に「清純なイメージを捨て——」と紹介され「清純なんて…」と恥ずかしそうな表情を見せながらも「かなぐり捨ててがんばりました!」と笑顔で語った。

ブリティッシュでジェントルマンなギャングを熱演した寺島さんは、現場での三谷監督の変化をこう語る。「『THE 有頂天ホテル』のときは目も合わせてくれなかったんですが、今回は逆にメンチ切りながら演出されました。『寺島!』って怒鳴られて怖かったです」。

「シーンごとにメイクも、ほくろの位置までも変わっています。厚化粧っぷりを見てください」と語るのはホテルの女主人で“厚化粧の女”・蘭子を演じる戸田さん。作品についても「ここにいる俳優さんたちの、普段とは違った一面が見られると思います」とアピールした。

戸田さんの言葉通り“これまで見たことのない役柄”が、本作の見どころだが、唯一の例外で、監督からも「この人だけは普段のまま」と言われたのが、村田のマネージャーの長谷川を演じた小日向さん。「僕は昔、ドラマの衣裳合わせでフジテレビに行ったとき、俳優のマネージャーに間違えられたことがあります。だから今回、お話をいただいたときは『ついに来たか!』という感じでした」と自信に満ちあふれた(?)表情で語ってくれた。

ボスの愛人に手を出したばっかりに、とんだバクチを打つはめになった備後に扮した妻夫木さんは完成した作品を観ての感想を聞かれ「子供の頃に映画を観に行った帰り道に、友達と『おもしろかったな』と話しながら帰ったことを思い出しました。『映画って最高だな』と思わせてくれる作品です」と笑顔で語ってくれた。

綾瀬さんは、備後が経営するクラブの従業員・夏子を演じたが「三谷監督の演出は、本当に細かかったです。ご自分できちんとしたイメージを持ってらっしゃるので、そういう意味で厳しい監督でした」とふり返った。

そして夏子と同じクラブで働くバーテンダーの鹿間に扮した伊吹さん。「水戸黄門」を始め時代劇でおなじみだがコメディはこれが初出演となった。きりっとした表情とよく通る渋い声で「撮影現場に行くたびに綾瀬さんの笑顔が見れて嬉しかったです」。…言ってることはただのオヤジです!

舞台挨拶の最後には再び三谷監督がマイクを握り「伊東四朗さんに『最高傑作ができました』と言ったら、伊東さんは前の作品に出演していたので『これまでは何だったんだ』と突っ込まれました(笑)。トランポリンで上下運動を繰り返す佐藤浩市、七三分けの妻夫木聡など、誰が予想できたでしょうか? ぜひお楽しみください!」と力強くアピールした。『ザ・マジックアワー』は6月7日(土)より全国東宝系にて公開。
《シネマカフェ編集部》

関連記事

特集

【注目の記事】[PR]

特集

page top