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『蒲田行進曲』と麻生久美子の浅からぬ因縁とは? 風間杜夫は必死の自毛アピール

ドラマ「時効警察」で深夜帯にもかかわらず、カルト的な人気を呼んだ三木聡監督と麻生久美子がスクリーンでタッグを組んだ『インスタント沼』が5月23日(土)に公開を迎えた。都内で行われた舞台挨拶に、三木監督、麻生さんを始め共演の風間杜夫、松坂慶子、ふせえりが登壇した。

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『インスタント沼』初日舞台挨拶。(左から)三木聡監督、風間杜夫、麻生久美子、松坂慶子、ふせえり
『インスタント沼』初日舞台挨拶。(左から)三木聡監督、風間杜夫、麻生久美子、松坂慶子、ふせえり
  • 『インスタント沼』初日舞台挨拶。(左から)三木聡監督、風間杜夫、麻生久美子、松坂慶子、ふせえり
  • 「すでに7回観た」麻生久美子
  • 必死で非かつらアピール!
  • 『蒲田行進曲』VS三木常連組?
  • 出演作の公開が続く麻生久美子
  • いつもの三木スタイルで会場を爆笑の渦に
  • この歳になって全く新しい役に果敢に挑戦!
  • 撮影を相当楽しんだ様子
ドラマ「時効警察」で深夜帯にもかかわらず、カルト的な人気を呼んだ三木聡監督と麻生久美子がスクリーンでタッグを組んだ『インスタント沼』が5月23日(土)に公開を迎えた。都内で行われた舞台挨拶に、三木監督、麻生さんを始め共演の風間杜夫、松坂慶子、ふせえりが登壇した。

主人公のハナメ役の麻生さんは「本日はお忙しい中、『BABY BABY BABY!』『重力ピエロ』も公開されるのに、こちらにお越しくださってありがとうございます。(共演の)加瀬さんは『重力ピエロ』に行ってしましましたが(笑)」と挨拶。撮影については「本当に楽しく、厳しくて、毎日面白いことがありました。完成した作品を私はもう7回も観ています。撮影が終わってしばらくして、この映画の“サンドラ”という、サウンドトラックとラジオドラマを組み合わせたものの収録があったんです。そのとき改めて、三木さんとの仕事の楽しさに気づきました。自信を持って“三木組中毒”と言えると思います。ですから、また何かありましたらお仕事ください(笑)」と監督にもアピール!

これに対し三木監督は「そんなこと言っといて、よその現場では共演者が『きつい』とか言ったら『三木組に比べたらマシですよ』とか言ってるらしいですよ。そういうこと言われると僕に仕事の話が来なくなる」と不満気な様子。これに麻生さんは「だってきついじゃないですか! 毎日大変でしたよ」と再反論。この2人のやり取りだけで会場は大きな笑いに包まれた。

ふせさんは、もはや三木作品の常連と言えるが「やればやるほど不安になります」と告白。ふせさん曰く、三木監督は「面白くないと顔にすぐ出るし、家で企んで、作り込んできてもダメ」ということで「とにかく無心でやりました」とふり返った。

そして、観る者に強烈な印象を残さずにはいられない、“電球”役の風間さんは「三木組は初めてでしたが、楽しくやりました」と挨拶。ちなみに、気になる劇中の髪形については「あれはかつらではなく、自分でバリカンで剃りこみを入れたんです! 監督には『ありがとう』と言われましたが、この映画の後に裁判員制度のCM撮影があったんです。髪の毛が足りなくて、後ろの髪を必死で前に持ってきたんですが、ネットで『風間もいよいよかつらか?』とか書かれました…」と爆笑エピソードを明かしてくれた。

松坂さんは「脚本がとにかく面白くて、笑い声を上げて読んでました『私はハウスメロンか?』というせりふは絶対に自分が言いたいと思って引き受けました。誕生日の日にも撮影があったんですが、河童を探しに行って暗い沼で溺れて救助されるというシーンでした…」と語り、会場は再び大きな笑いに包まれたが、監督はひとり申し訳なさそうな表情だった。

ちなみに、本作で直接の共演シーンはなかったものの、風間さんと松坂さんと言えば『蒲田行進曲』の銀ちゃんと小夏のコンビが懐かしい。この日、久々に顔を合わせて昔話に花が咲いたという。風間さんは「ちょうど、いまの麻生さんくらいの年齢のときに『蒲田行進曲』をやってたんですよ。あのとき、小夏のお腹の中にいたのはハナメだったんですね!」と語ると会場からは大きな拍手がわき起こった。

『インスタント沼』はテアトル新宿、渋谷HUMAXシネマほか全国にて公開中。
《シネマカフェ編集部》

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