“代用品”であるはずの空気人形が心を持ってしまう、という発想もすごいが、さらにすごいことに、映画が進むにつれ、その空気人形に共感し、思わず感情移入してしまいそうになる。自分が空っぽであることを自覚している空気人形——。演じたペ・ドゥナは言う「この役はこの映画に出てくる全てのキャラクターの典型であり、彼らの思いを代弁している」と。そしてこう付け加える「私自身、この登場人物たちと同じような“虚しさ”、“何かが抜けてしまった空っぽな感覚”を持っています」。だが、そう答える彼女の顔はことのほか明るい。なぜ? その答えは…この映画の中にあった——。
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