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広末の丸メガネ姿に堤真一萌え? 浅野忠信は浮気願望をポロリ『ヴィヨンの妻』初日

映画『ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ〜』の初日舞台あいさつが10月10日(土)、東京・TOHOシネマズ シャンテで行われ、主演の松たか子、浅野忠信が夫婦愛について語った。

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『ヴィヨンの妻』初日舞台挨拶
『ヴィヨンの妻』初日舞台挨拶
  • 『ヴィヨンの妻』初日舞台挨拶
  • 『ヴィヨンの妻』初日舞台挨拶 photo:Yoko Saito
  • 『ヴィヨンの妻』初日舞台挨拶 photo:Yoko Saito
映画『ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ〜』の初日舞台あいさつが10月10日(土)、東京・TOHOシネマズ シャンテで行われ、主演の松たか子、浅野忠信が夫婦愛について語った。

今年生誕100年を迎えた文豪・太宰治の同名短編小説をベースに太宰の他作品の要素も盛り込んだオリジナルストーリーで、借金を重ね、愛人と心中未遂を起こすなど破滅志向のある小説家・大谷(浅野さん)と、彼を逞しく支え続ける妻・佐知(松さん)の夫婦愛を描く。第33回モントリオール世界映画祭で最優秀監督賞を受賞している本作。夫の浮気に耐える佐知の生き方について、司会のフジテレビ軽部真一アナウンサーから感想を求められた松さんは「特にお薦めはしません。人それぞれの人生があり幸せがあると思いますし、みなさんが嫌な思いをしなくてもいい。無理に押し付ける気はさらさらないです」と苦笑い。観客の笑いを誘いつつ「当たり前のことですが、自分なりの幸せを考えるきっかけになれば」と上手にまとめた。

隣で肩を揺らして笑っていた浅野さんは、大谷の生き方について「さらさらお薦めできないです」と観客を盛り上げながら、「男としてこういうことをしてみたくなることはある、と共感できましたが、こんなに大っぴらにできるのかな? と思うことが多々ありました。こっちかこっちと、どちらか選ばないといけない状況に立たされたとき、大谷は大体危ない方を選ぶんです。それをあるときはやってみるべきなのかな? と思いました」と浮気願望(?)を口にした。

一方、大谷の愛人・秋子を演じた広末涼子は劇中で見せる自身の丸メガネ姿に「丸メガネが色っぽいと言われたんですけど全然理解できなくて…。堤(真一)さんがそう言ったんですが…」と首を傾げ、堤さんに問いかけ。観客、共演陣らが爆笑する中で堤さんは「深い意味はなかったんですよ、役の雰囲気がよく出ていて素敵だなーって」と釈明し、「日常から女性に丸メガネをかけさせているということではない?」という軽部アナのツッコミに「そういう趣味ではないです」と汗を拭う一幕も。

ほかに、佐知に好意を寄せる青年・岡田役の妻夫木聡は「本当にピュアな青年で、そこをどう出したらいいかと考えて、子犬のようなイメージで演じました。キャンキャン鳴く感じですね」。

佐知が働く飲み屋の女将・巳代役の室井滋は「根岸(吉太郎)監督から『東北の出身という設定なのでなまってもらいたい』と言われ、なまったら『なまり過ぎです』と言われました」。巳代の夫・吉蔵役の伊武雅刀は「根岸監督と二十何年ぶりに2本目の仕事をしましたが、この監督は粘る!」と、それぞれに撮影をふり返った。最近、太宰の墓参りをしたという根岸監督は「墓の中から、おれをダシに賞が獲れてよかったなという声が聞こえたので、すみませんと謝ってきました」と朗らかに語っていた。

『ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ〜』は全国東宝系にて公開中。

《photo / text:Yoko Saito》

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