好んで聴くというチャットモンチーの曲が流れる中、フワリと優しい笑みを浮かべて、軽い足取りで彼女がスタジオに姿を現す。時間はすでに夜に差し掛かっていたが、疲れた様子も見せず…かといってバリバリに元気いっぱいでもなく(というところが何となく彼女らしいのだが)、音楽に合わせるようにカメラを前に軽やかにポーズを変えていく。いま、間違いなく最も多忙な女優のひとり、蒼井優。声での出演も含め、今年だけで5本の映画の公開が予定されているが、そのうち最も早い1月に公開された『おとうと』は、彼女が「憧れていた」という山田洋次監督作品。このたびDVDがリリースされたが、すでに撮影からは、かれこれ1年半ほどが過ぎた。この1年半は長かったのか? 短かったのか? 濃厚であったことは間違いないだろうが…。改めて彼女にふり返ってもらった。
『国宝』吉沢亮&横浜流星ら登壇決定 「カンヌ監督週間 in Tokio 2025」
山田洋次、文化勲章を受勲 寅さんが生きていたら「きっと冷やかしそうですね」
偽装夫婦の“嘘”のゆくえは? ラブコメ×サスペンスの後味が心地よい「私と結婚してくれますか?」
山田洋次、文化勲章を受勲 寅さんが生きていたら「きっと冷やかしそうですね」
鶴瓶、外国特派員協会初会見で笑い取る! 2度目の“出演”も決定
山田洋次に“名匠”の称号 日本発『おとうと』、ベルリン映画祭閉幕で拍手喝采
日本映画が健闘した第60回ベルリン国際映画祭