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ミア・ワシコウスカ、『ジェーン・エア』に続いて『ボヴァリー夫人』のヒロインに

『永遠の僕たち』のミア・ワシコウスカが、19世紀フランスの文豪、ギュスターヴ・フローベールの「ボヴァリー夫人」の映画化でヒロインのエマ・ボヴァリーを演じることが決定した。

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『ジェーン・エア』 -(C) RUBY FILMS (JANE EYRE) LTD./THE BRITISH BROADCASTING CORPORATION 2011.
『ジェーン・エア』 -(C) RUBY FILMS (JANE EYRE) LTD./THE BRITISH BROADCASTING CORPORATION 2011.
  • 『ジェーン・エア』 -(C) RUBY FILMS (JANE EYRE) LTD./THE BRITISH BROADCASTING CORPORATION 2011.
『永遠の僕たち』のミア・ワシコウスカが、19世紀フランスの文豪、ギュスターヴ・フローベールの「ボヴァリー夫人」の映画化でヒロインのエマ・ボヴァリーを演じることが決定した。

「Variety」誌によると、メガホンを取るのは2009年のコメディ作『Cold Souls』(原題)のソフィ・バーセス監督。年上の夫との平凡な結婚生活に幻滅したヒロインが不倫と借金を重ねた挙げ句、自殺するまでを描く物語で、時代設定は原作通りだが、より若さと現代性を強調した内容になるという。「ボヴァリー夫人」はこれまで、ジャン・ルノワール('33)、ヴィンセント・ミネリ('49)、クロード・シャブロル('91)、アレクサンドル・ソクーロフ('89='09)によって映画化されている。

ミアはマイケル・ファスベンダー(『SHAME−シェイム−』)と共演するキャリー・ジョージ・フクナガ監督の『ジェーン・エア』(6月2日公開)にも主演しており、文芸映画のヒロイン役が続く。『Cold Souls』で主演を務めたポール・ジアマッティが、自ら功名を得るためにエマの夫で医師のシャルルに患者を斡旋する薬剤師のオメー役に決まったが、シャルル、エマの不倫相手となるロドルフ、レオンのキャストはまだ発表されていない。

《冨永由紀》

好きな場所は映画館 冨永由紀

東京都生まれ。幼稚園の頃に映画館で「ロバと王女」やバスター・キートンを見て、映画が好きになり、学生時代に映画祭で通訳アルバイトをきっかけに映画雑誌編集部に入り、その後フリーランスでライター業に。雑誌やウェブ媒体で作品紹介、インタビュー、コラムを執筆。/ 執筆協力「日本映画作品大事典」三省堂 など。

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