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マイケル&キーラが禁断の情事を熱演! クローネンバーグ『危険なメソッド』公開決定

心理学における二大権威、ジークムント・フロイトとカール・グスタフ・ユング。革新的な精神分析の研究で多大な功績を残し、その後のあらゆるアートや思想などに大いなる影響を与え続ける彼らの間に育まれた友情、そして決別に至らせた禁断の愛の関係を描いた一作が誕生。『ヒストリー・オブ・バイオレンス』、『イースタン・プロミス』の鬼才、デヴィッド・クローネンバーグ監督最新作『危険なメソッド』が10月27日(土)より日本にて公開されることが決定した。

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『危険なメソッド』 -(C) 2011 Lago Film GmbH Talking Cure Productions Limited RPC Danger Ltd Elbe Film GmbH. All Rights Reserved.
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  • 『危険なメソッド』 -(C) 2011 Lago Film GmbH Talking Cure Productions Limited RPC Danger Ltd Elbe Film GmbH. All Rights Reserved.
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心理学における二大権威、ジークムント・フロイトとカール・グスタフ・ユング。革新的な精神分析の研究で多大な功績を残し、その後のあらゆるアートや思想などに大いなる影響を与え続ける彼らの間に育まれた友情、そして決別に至らせた禁断の愛の関係を描いた一作が誕生。『ヒストリー・オブ・バイオレンス』、『イースタン・プロミス』の鬼才、デヴィッド・クローネンバーグ監督最新作『危険なメソッド』が10月27日(土)より日本にて公開されることが決定した。

20世紀初頭、1856年生まれのフロイトと1875年生まれのユングは出会い、師弟のような友情を育む。1904年、精神科医として病院に勤める29歳のユングは、フロイトの提唱する“談話療法”に刺激され、新たな患者・ザビーナに実践し、彼は彼女が抱える性的トラウマの原因を突き止めることに成功。だが、医師と患者の一線を越えてしまった2人は秘密の情事を重ねるようになり、ユングの中に生まれた葛藤はフロイトとの友情にも亀裂を生じさせていく…。

『つぐない』の名脚本家クリストファー・ハンプトンによる舞台劇(主演レイフ・ファインズ)を、クローネンバーグ監督自ら映画化を熱望し実現させた本作。史実に基づくこの物語には、偉大なる心理学者2人の友情、知られざる女性患者との愛、野心と挫折、欲望と嫉妬のドラマが凝縮されており、ユングがザビーナの心の奥底に眠る倒錯的な“性”を焙り出していく精神分析シーンや、ユングとフロイトが意見交換する夢分析のシーンなど、知的好奇心を刺激するシーンも満載。

クローネンバーグ監督のもとに集まったキャストも豪華! 科学では推し量れない人間の矛盾に苦悩する若きユングを演じるのは、『SHAME−シェイム−』『ジェーン・エア』『プロメテウス』などの話題作が相次ぐマイケル・ファスベンダー。彼と友情を育み、やがて決別を図るカリスマ心理学者・フロイトには、『ヒストリー・オブ・バイオレンス』、『イースタン・プロミス』に続きクローネンバーグとタッグを組む演技派、ヴィゴ・モーテンセンが扮し、重厚な存在感を発揮。そして、2人の研究にも影響を与えた実在の女性・ザビーナを演じるのは、キーラ・ナイトレイ。『わたしを離さないで』『恋と愛の測り方』など、しっとりとした大人の女性の魅力を増してきた彼女が、本作では鋭い感性と知性の持ち主にして、マゾヒスティックな性癖を隠し持つ女性に変貌し、凄まじい絶叫シーンや過激なセックス・シーンにも体当たりで挑戦している。3人の織り成すスリリングなドラマに注目!

撮影ではフロイトとその家族が実際に長年住んだウィーンの家も使用するなど、20世紀初頭のヨーロッパの様式と詩情の再現に徹底したこだわりを見せたクローネンバーグ監督の渾身の一作。『危険なメソッド』は10月27日(土)よりTOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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