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『八日目の蝉』成島出監督×佐藤浩市、“世界最後の桃源郷”で苛酷ロケに挑む!

昨年、国内の映画賞を総なめにした『八日目の蝉』の成島出監督の待望の新作『草原の椅子』がついにクランクイン! 主演の佐藤浩市を始めに西村雅彦、吉瀬美智子などを引きつれ、“世界最後の桃源郷”と呼ばれるフンザ(パキスタン・イスラム共和国)での長期ロケに臨むことが明らかとなった。

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『草原の椅子』キャスト(左から、西村雅彦/佐藤浩市/吉瀬美智子)
『草原の椅子』キャスト(左から、西村雅彦/佐藤浩市/吉瀬美智子)
  • 『草原の椅子』キャスト(左から、西村雅彦/佐藤浩市/吉瀬美智子)
  • 『草原の椅子』ロケ地・フンザの風景
昨年、国内の映画賞を総なめにした『八日目の蝉』の成島出監督の待望の新作『草原の椅子』がついにクランクイン! 主演の佐藤浩市を始めに西村雅彦、吉瀬美智子などを引きつれ、“世界最後の桃源郷”と呼ばれるフンザ(パキスタン・イスラム共和国)での長期ロケに臨むことが明らかとなった。

佐藤さんが演じるのは、カメラメーカーに勤める主人公・遠間憲太郎。西村さん扮する取引先の社長・富樫との間に友情が芽生え、互いに本音を語り合う中で、2人はこれからの人生をどう歩んでいくかを模索するようになる。そんな折、2人は何もない草原にただ椅子がぽつんと置かれた写真に出会う。その写真に桃源郷を見つけた2人は、強い衝撃に導かれるようにしてフンザへと旅立つ決意をする——。

原作は、人気作家・宮本輝による同名小説。これまで多くの作品が映画化され、是枝裕和監督による『幻の光』ではヴェネチア国際映画祭で金のオゼッラ賞を受賞するなど、類稀なストーリーテラーとして注目を浴び続けてきた奇才である。本作は1995年に発生した阪神・淡路大震災をきっかけに始めた自身の40日間に及ぶシルクロードでの6,700キロの旅の体験を基に、人知を超えた雄大な自然と一人の小さな人間の生との対比を描き出す。映画化にあたり、舞台は2011年に発生した3.11東日本大震災以後の東京、つまり“現在”へと設定を変え、今後“どう生きて行くべきなのか”を観る者に問いかける。

時代劇、現代劇からコミカルな役まで、様々なジャンルに出演し続け、ドラマや映画で圧倒的存在感を放つ佐藤浩市と、舞台を始めテレビ、映画、ラジオなどジャンルを越えて活躍を見せる西村雅彦。2人の男たちに加え、佐藤さん扮する遠間が密かに想いを寄せ、共にフンザへと旅立つことになる器屋オーナー・篠原貴志子役には、『ガール』での演技が記憶に新しい吉瀬美智子が扮する。

先日クランクインし、フンザ、カリマバード、スカルドゥといったパキスタン・イスラム共和国での撮影は8月から1か月半にもわたるという。厳しく雄大な自然が残る“世界最後の桃源郷”で、彼らが感じるものとは? そして、人間ドラマの名手・成島監督が彼らの姿を通して呈示するものとは? 

『草原の椅子』は2013年春、全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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