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『シルク・ドゥ・ソレイユ』上戸彩インタビュー ヒロインに重ねる、やんちゃな少女

女性はいくつになってもキラキラした世界、美しい世界、愛や恋に満ちた世界が好き。そんな魅惑的な世界へ一瞬にして連れて行ってくれるのが…

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『シルク・ドゥ・ソレイユ 3D 彼方からの物語』上戸彩 / photo:Yoshio Kumagai
『シルク・ドゥ・ソレイユ 3D 彼方からの物語』上戸彩 / photo:Yoshio Kumagai
  • 『シルク・ドゥ・ソレイユ 3D 彼方からの物語』上戸彩 / photo:Yoshio Kumagai
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  • 『シルク・ドゥ・ソレイユ 3D 彼方からの物語』上戸彩 / photo:Yoshio Kumagai
女性はいくつになってもキラキラした世界、美しい世界、愛や恋に満ちた世界が好き。そんな魅惑的な世界へ一瞬にして連れて行ってくれるのが、映画『シルク・ドゥ・ソレイユ 3D 彼方からの物語』だ。それは、究極のパフォーマンス集団として知られるシルク・ドゥ・ソレイユ(=太陽のサーカス)の世界に少女・ミアが迷い込み、シルクの世界を旅するという新しい形のエンターテインメント。映画のオフィシャル・ナビゲーターを務める上戸彩も「映像も音楽もお洒落! オープニングから引き込まれます!」と、その世界に一目惚れ。全ての女性を少女のようにドキドキさせる映画のシルクの世界、覗いてみませんか?

「命をかけて守ってくれるっていいですよね」

舞台をスクリーンで観るというと、演劇やオペラ、バレエなどの舞台を映像に収めスクリーンで上映するライヴビューイングを思い浮かべる人は多いだろう。けれど、映画『シルク・ドゥ・ソレイユ 3D 彼方からの物語』はライヴビューイングともドキュメンタリーとも違い、ベスト・オブ・シルクとして知られる7つのショーを背景に、主人公・ミアの愛の物語がストーリー仕立てで描かれる。そこが「大人も楽しめる」理由の一つだと上戸さん。しかも、セリフがないというのも斬新。「それでも伝わるのがシルクなんだなって思うんです。もともとの舞台のシルクもセリフのないものが多いけれど、この映画のように、誰かが主役になってストーリーが進んでいくというのは珍しいですね。ライヴでは見ることのできない、映画ならではのストーリーになっています」。

小さなサーカス団の公演を見に来たミアは、空中ブランコの青年と出会うが、彼は公演中に突然姿を消してしまう。そして、彼を追いかけて異世界(=シルク)へ旅に出る──というのが大まかなあらすじ。上戸さんは、ミアの目線で進んでいくラブロマンスに強く惹かれ「つい、自分をミアに重ね合わせて観てしまうんです」と、瞳を輝かせてミアの心情を紐解いていく。

「ずっと探していた男性に出会って、自分を助けてもらうというところがたまらなくステキ。しかも、命をかけて守ってくれるっていいですよね。私はミアのように一目惚れの経験はないので、彼女を通じて一目惚れを疑似体験させてもらいました(笑)」。恋に落ちた相手を追いかけて異世界を彷徨うミアは、まるで「不思議の国のアリス」。そんなおとぎ話のような世界感は、女性を少女に戻してくれる。上戸さん自身も、パフォーマーたちの美しく驚異的な肉体に感動しながら、幼い頃にタイムスリップ!

「淑やかで冷静な女性になりたい」

「人ってこんな動きができるの!? 体ってあんなに曲がるものなの!? って、映画を観ながらいろいろなことを考えちゃいましたね。(私自身が)泳ぐことが大好きなので、水中でのパフォーマンスが綺麗なのはもちろん、気持ちよさそうだなぁと思いながら観たりも。一番ドキドキしたのは、やっぱりミアと青年が空中を一本のロープでパフォーマンスするシーン。あれはステキでした。あと、観ているうちに子供の頃に戻るというか──。子供の頃、サーカスを見に行ったあとに、サーカス団になったつもりでベッドの上でぴょんぴょん跳ねたりしたなぁって、思い出したんです。私、ものすごくやんちゃな女の子だったんですよ(笑)」と、少女だった頃を懐かしむ。

「放っておくと何処にでも行っちゃう、それくらいおてんばな女の子でした。学校のグラウンドにある、うんていとか鉄棒とか、公園にある遊具で遊ぶことも大好きで。でも、事務所に入ってからは、そういう遊びを止められてしまったんですね。というのも、芸能活動を始めてすぐ(12~13歳の頃)にケガをしてしまって…。はしゃぎすぎて(苦笑)。海には行っちゃいけないんだ、スキーに行っちゃいけないんだって、徐々にアクティブではなくなっていったんです」。そういう規制があったからこそ、なおさら映画『シルク』の世界は本来の自分に戻る鍵となり、『シルク』を鑑賞しているその時間だけはミアとして思いっきり自由に駆け回ることができたのではないだろうか。

そんな上戸さんも今年で27歳。誰もが憧れるステキな女性としてますます注目を集めている。けれど…本人としては「まだまだ、やんちゃですね」と、なんとも茶目っ気のある笑顔。そして、「淑やかで、どんなときも冷静で、綺麗で優しい女性になりたいんです」と理想の女性像を語るその表情はなんとも愛らしく、ふとヒロインのミアが旅の最後に青年と再会したときの表情も同じように愛らしさがあったなと──。そう、『シルク・ドゥ・ソレイユ 3D 彼方からの物語』はステージを彩る映像美だけじゃない、オリンピック級のパフォーマンスだけじゃない、ここぞという瞬間の表情をクローズアップで見ることができるからこそ、自然とミアの感情と自分自身の感情がリンクする。上戸さんが自分をミアに重ね合わせてシルクの世界を旅したように、この映画はきっと女性のハートと記憶を刺激してくれるはず。



特集:芸術の秋、『シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語』でワンランク上の素敵ガール
http://www.cinemacafe.net/ad/cirque
《photo:Yoshio Kumagai / text:Rie Shintani》

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