カリフォルニア、サン・ペドロ港でアルゼンチン・マフィアの所有する船舶の炎上事故が発生。それはコカインを奪おうとした犯罪者一味とマフィアの闘いの結果であった。一味の生き残りであるヴァーバルを尋問していた関税特別捜査官クインランは、6週間前、銃器強奪事件の容疑者として集められた5人の男たちの身にふりかかった奇妙な話を聞くことになる。元汚職警官のキートン、マクナマスとフェンスターの強盗コンビ、爆破の専門家ホックニー、そして詐欺師のヴァーバルら5人は、釈放後協力して宝石強奪を決行。ブツをさばくために故買屋と接触した5人は、そこで新たなヤマを依頼されるが、宝石と聞かされていた獲物は麻薬で、トラブルから相手を射殺。そして彼らの前に、伝説のギャングカイザー・ソゼの右腕と名乗る弁護士が現れた…。
ブライアン・シンガー