カニエ・ウェストは、音楽業界でも黒人アーティストに対して差別があると感じているようだ。カニエは、2010年に行われた「第52回グラミー賞」でテイラー・スウィフトのアルバム「フィアレス」がビヨンセ・ノウルズの「アイ・アム…サシャ・フィアース」を抑えて今年の「最優秀アルバム」を受賞したことを受けて、アワードでは音楽自体は考慮されることがないため、白人アーティストがたいていの場合受賞することに不公平さがあると主張した。「テイラー・スウィフトがグラミー賞でビヨンセを破っただって? ビヨンセはヒールを履きながら踊ってるんだぜ? あり得えねえよ」、「音楽業界ってのは公平で平等である必要があるんだ。オレは白人相手にグラミー賞を勝ち取ったことなんかねえ。オレは天下のカニエ・ウェスト様だぜ? オレたちが本気になればユートピアだって創れるっていうのに」と不満を露わにしている。そんなカニエは、2009年の「MTVビデオ・ミュージック・アワード」でもテイラーの受賞スピーチを遮ってまで「ビヨンセが取るべきだった!」と叫んだこともあり、さらに2月23日(現地時間)にロンドンで行われた自身のギグでは、ライブを中断してまで20分間に渡って商業主義のアーティストたちを批判していた。さらに「The sun」紙によると、カニエは名声を盾に自分の顔をパッケージに使ってシャンプーを売ったアーティストを「売名行為」と切って捨てたと報道されている。
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