三吉彩花&大竹しのぶインタビュー 新星と大女優が久々再開で“親子”トーク

雑誌「Seventeen」専属モデルでアイドルグループ「さくら学院」のメンバーとしても活躍した若手女優の三吉彩花の映画初主演作『旅立ちの島唄~十五の春~』。昨年、麻生久美子・大泉洋と共演した『グッモーエビアン!』の好演で…

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三吉彩花&大竹しのぶ/『旅立ちの島唄~十五の春~』
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雑誌「Seventeen」専属モデルでアイドルグループ「さくら学院」のメンバーとしても活躍した若手女優の三吉彩花の映画初主演作『旅立ちの島唄~十五の春~』。昨年、麻生久美子・大泉洋と共演した『グッモーエビアン!』の好演で、第67回毎日映画コンクール「スポニチグランプリ新人賞」を受賞した三吉彩花が、小林薫、大竹しのぶという、日本映画界きっての演技派と共演を果たした本作の魅力を、母娘を演じた三吉さんと大竹さんの2人が語ってくれた。

沖縄本島から東へ360キロ離れた南大東島には高校がなく、中学を卒業して進学する若者は、必ず島を出て、家族と離れて暮らさなくてはならない。島の少女民謡グループ“ボロジノ娘”の新しいリーダーになった優奈(三吉さん)も、1年後は島を離れる日を迎える。姉とともに島を離れ、那覇で暮らす母(大竹さん)に会えない寂しさ、父親(小林さん)をひとり島に残すことへの後ろめたさ、初めての恋、将来への不安、未知の世界への好奇心を抱きながら、優奈は最後に南大東島の島唄「アバヨーイ(八丈島の方言で“さようなら”の意)」を多くの人々の前で、家族への想いを込めて歌いきって旅立とうと前進していく。

子どもを送り出す全ての親と、親から巣立つ全ての子どもが共感せずにはいられない本作で、離れて暮らす母と娘の微妙な関係を演じた大竹さんと三吉さんの久しぶりの再会は、和気あいあいとしたものだった。

「1年前なんですよ、撮影は。背が伸びちゃったね(笑)」と笑う大竹さんに、「いま、171cmなんです」と肩を少しすぼませて報告する三吉さん。まるでしばらくぶりの親子の再会のようだ。

今回、三吉さんは島に実在する少女民謡グループ「ボロジノ娘」のリーダー役とあって、歌と三線にも挑戦。「これまでアイドルという別の形(さくら学院)で歌を発信していたのですけど、初めて島唄に触れてみて、歌い方がまったく違うので大変でした…。でも歌で感動したり、元気をもらったり、それは共通してるので、改めて歌って素晴らしいなと」とアイドル時代より、さらに深く歌への愛情を感じたようだ。

吉田康弘監督には最初から「吹き替えなし! 三吉さん本人の三線と唄を使う」と言われていた。そのことについて三吉さんは「撮影に入る2か月ぐらい前から練習を始めたんですけど、三線を全く触ったことがなかったので、最初は歌いながら弾くっていうのができなくて。でも、映画の最後で歌う『アバヨーイ』(別れの曲)は一人で弾いて、一人で歌う大事な歌なので、納得いくところまで練習しようと。やれることは全部やったので悔いは残ってないです」とプロとして天晴なコメント。

撮影時、三吉さんは、まさに中学を卒業したばかりということもあって「ちょうど私も15歳で親元を離れた直後だったので、共感できました」と演じた優奈への感情移入もすんなりできた様子だ。

一方、夫と娘を南大東島に残し、那覇で暮らす妻であり母親という難しい役どころを演じた大竹さんにとって、若き日のターニングポイントをたずねてみると「16、17歳のときにデビューしたことですね。全く知らない世界で、やってみたらお芝居ってこんなに楽しいことだったんだって気づいて。キツいなんて感じないうちに、知らない間に人生が決まったっていう感じ。あっ、でも、こういうお仕事でも、高校だけはちゃんと卒業したいと思って3年間通って卒業したこと。これは一つ決意だったかな」と自身も16歳で芸能界という未知の世界へ旅立ったエピソードを語る。

出番待ちの時間には、お互いに大好きな洋楽の話で盛り上がったという2人。でも、いざ本番の声がかかると、「雰囲気がピリっと変わる」大竹さんの女優としての凄みに、三吉さんは感動したという。「もっとお芝居をしたい! もっと大竹さんとご一緒したい! と思う現場になりました」と日本の演劇界を牽引する大先輩の素晴らしさを改めて感じた再会となったようだ。

『旅立ちの島唄~十五の春~』は5月18日(土)よりシネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開。
《text:cinemacafe.net》

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