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故エイミー・ワインハウスのチャリティー団体、年間で3億円近くの寄付金を募る

エイミー・ワインハウス・ファウンデーションが1年間で190万ポンド(約2億9000万円)近くの寄付金を募った。2011年7月に…

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エイミー・ワインハウス -(C) Getty Images
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エイミー・ワインハウス・ファウンデーションが1年間で190万ポンド(約2億9000万円)近くの寄付金を募った。2011年7月に27歳の若さで他界したエイミーの死を受けて、ホームレスの若者や薬物問題を抱えた人たちを支援することを目的に同年9月に設立された同チャリティー団体は、エイミーの父ミッチ・ワインハウスが娘のことを綴った本「エイミー、マイ・ドーター」の売り上げにより70万ポンド(約1億円)以上も調達している。

また、エイミーの死後に発売されたアルバム「ライオネス:ヒドゥン・トレジャーズ」の売り上げによる70万ポンド(約1億円)、そしてエイミーの名の元に開かれたパーティーで募った10万3千ポンド(約1600万円)が加算されている。

エイミーの遺族はそのうち、多発性硬化症(MS)を持つ人々への支援金2万ポンド(約300万円)とホームレスのためのチャリティー団体センターポイントへの寄付金3万8千ポンド(約580万円)を含む計34万ポンド(約5300万円)を恵まれない若者たちへの支援に充てている。

北ロンドンのカムデン・タウンにあるエイミーの生家は、現在約60人のホームレスの若者を保護しており、毎日温かい食事がふるまわれているほか、その近くにある道路にはエイミーにちなんだ名前が付けられる方向だ。

ミッチは先日、新作映画『華麗なるギャツビー』に向けてビヨンセ・ノウルズとアンドレ・3000がエイミーのヒット曲「バック・トゥ・ブラック」をカバーしたことに明らかに不満な様子で、ビヨンセにエイミー・ワインハウス・ファウンデーションへの寄付を促していた。「ビヨンセと『バック・トゥ・ブラック』のことを初めて聞いたよ。どうやらあまりそのアイデアが気に入らない人もいるみたいだね」。

さらに「よく分からないけど、もしビヨンセが団体に10万ポンド(約1560万円)寄付したらどうだろう。どれだけの子供たちを助けられるか分かるかい? そのお金を出すだけでね!」「繰り返させてもらうよ。ビヨンセがエイミーの曲をやるって聞いたのは初めてだ」とツイートしていた。

(C) Getty Images
《シネマカフェ編集部》

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