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ポスト・ダブステップを牽引するジェームズ・ブレイク、6月の来日公演に期待

今クラブシーンで最も刺激的なムーブメントである「ポスト・ダブステップ」の旗手として、世界から注目を集めるのがUKの新鋭 James Blake(ジェームズ・ブレイク)が6月に来日公演。

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今クラブシーンで最も刺激的なムーブメントである「ポスト・ダブステップ」の旗手として、世界から注目を集めるのがUKの新鋭、James Blake(ジェームズ・ブレイク)。

2011年全世界に衝撃を与えたデビュー・アルバム「ジェイムス・ブレイク」から2年。ポスト・ダブステップは言うまでもなく、Hip-Hopからハウスまでを衝撃的なまでに再解釈したニュー・アルバム「オーヴァーグロウン」がリリースされ、人気は爆発。

すべての始まりはジョニ・ミッチェルだった、とジェイムスは言う。彼が大好きなシンガーソングライターが、2年前にロサンジェルスのトゥルバドールで行われたライヴを観に来て、終わった後に彼と話をした。「彼女は賢人なんだ」と、ジェイムスは言う。「彼女と会っただけで、色んなことを学ぶことができた」。

ジェイムスとジョニの会話の殆どは、永続性についてだったという。アーティストとしてどうやって生き残り、成功するのか。ロンドンへ戻る飛行機の中でジェイムスは「Overgrown」を書いた。それは優しくて壮大な曲で、ジェイムスの傑作と呼べるセカンド・アルバムのタイトルにもなっている。新作は持続するものをテーマとしている。「僕はスターではなくて、海岸に落ちている石、闘いの中で孤立した扉になりたい」。

「これまで書いた曲の中で一番いい作品になったと思う。それにアルバムの中で一番強いメッセージ性がある」と、ジェイムスは説明する。「ジョニは僕の思いを具体化してくれた。あの曲を作るひらめきとなってくれたんだ。」

初期のダブステップEP作品と2011年にリリースされたセルフタイトル・デビューアルバムがそうであったように、広がりのあるサウンドと深みのある感情が特徴的な「Overgrown」も前作よりも大きな進展を遂げており、ロンドン出身で24歳のジェイムスの人生にどれだけこの2年間変化があったのかを反映している。非常に内省的で実験的な作品であるにも関わらず、デビュー作品は40万枚以上の売り上げを果たした。さらにMercury Prize、Brit Awards、そしてIvor Novello Awardsにもノミネートされ、世界中でツアーを行うことになり、幅広いファンと接触し、ジェイ・Z、カニエ・ウェスト、ボン・イヴェール、ビヨーク、ドレイク、ブライアン・イーノ、RZAなどとのコラボレーションも行った。

そして何よりも重要なのは、デビュー作品のツアーを行ったことによって現在のガールフレンドと出会い、彼女という存在(ロサンジェルスで暮らしている)により「Overgrown」にはかなりの感情が注ぎ込まれている。「この1年間は激しかった」と、ジェイムスは話す。「彼女がいなかったら、その変化の勢いに押されて普通でいることや幸せを感じることが難しくなっていたと思う。」大西洋をまたぐ2人の恋愛は作品を特徴付けている。例えば、非常にエレクトロニックなソウルフルなシングル「Retrograde」では、親密さと距離の両方を思い起こさせる。「アルバムは、初めて誰かを愛するときの気持ちと、その実際の意味を理解しようとする想いでいっぱいなんだ」と、ジェイムスは話す。「そういったものが僕の音楽の一部となっていく」。

6月に行う待望の東京公演も即日完売というジェームズ・ブレイク。4月10日(水)に発売されたニューアルバム「オーヴァーグロウン」を引っ提げての来日は、大きな話題を呼びそうだ。また「僕はスターではなく、海岸に落ちている石、闘いの中で孤立した扉になりたい」と語りかける新曲「オーヴァーグロウン」 のミュージック・ビデオも解禁となったので、ぜひチェックを。
《text:Miwa Ogata》

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