『パイレーツ・オブ・カリビアン』をはじめ数々の名作で世界中を席巻してきたハリウッドきっての敏腕名プロデューサー、ジェリー・ブラッカイマー。特にそれまでインディーズ映画で実績を残してきたジョニー・デップを一躍ハリウッドきっての大スターにのし上げた手腕は、まさに"スター発掘のプロ"そのもの。『トップ・ガン』（’86）のトム・クルーズ、『バッド・ボーイズ』（’95）のウィル・スミス、『アルマゲドン』（’98）のベン・アフレックなど、その時代時代にスターを発掘してきたジェリーが次に選んだ期待の新星は誰か？彼の鋭い嗅覚が反応したのが、ジョニー・デップの相棒、主演のローン・レンジャー役に大抜擢されたアーミー・ハマー。ジェリーは彼を絶賛し、今や彼は"ネクスト・ジョニー・デップ"と呼ばれるほどに。『ソーシャル・ネットワーク』（’10）の双子役で注目され、『J・エドガー』（’11）では主演のレオナルド・ディカプリオに負けない演技力を見せる実力派俳優ではあったが、身長が高すぎてなかなかキャスティングされない悩みをずっと抱え、今一歩のところでくすぶっていた。そんな彼が『ローン・レンジャー』を通して、スターの一員となることは間違いない。アーミーについて、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの監督を務め、『ローン・レンジャー』のメガホンを取ったゴア・ヴァービンスキー監督も「アーミーに会うと、彼の身体には、皮肉、冷笑的な血が流れていないということがはっきりわかります。アーミーの世界観にはすばらしくも盲目的なほどの楽観主義を見ることができるのです。私たちはまさに、そういう古風な考えを持っている人物像に説得力を持たせることのできる俳優を求めていました」とやはり絶賛のコメントを残している。今年の5月に本作のプロモーションで初来日を果たし、爽やかな笑顔と人柄の良さで多くのファンを魅了し、さらに今月のジャパン・プレミアでも女子のハートを鷲掴みにしたアーミー。本作では、正義と法を守ることを信条とする孤高のレンジャーを熱演。マスクをつけているにも拘らず、様々な表情を見せる演技力は折り紙つき。ジョニー・デップ演じるトントとの息の合ったやりとりにも注目が集まる。少年時代の忌まわしい事件のせいで、復讐に燃える悪霊ハンターのトント。彼は自らの悲願のために、聖なる力によって瀕死の男ジョンを甦らせる。ジョンは法に基づく正義の執行を求め、復讐のために手段を選ばないトントと対立。だが、愛する者を奪われた時、彼は不思議な力を持つ白馬シルバーを従え、マスクをつけた謎のヒーロー“ローン・レンジャー”として、トントと共に巨悪に立ち向かう。最後に世界を救うのは正義か？ 復讐か？死の世界から正義のために甦ったヒーロー、ローン・レンジャー（アーミー・ハマー）と、復讐に燃える悪霊ハンター、トント（ジョニー・デップ）。何もかも正反対な2人が聖なる力に導かれ、ハリウッド史上最も不釣り合いな“ヒーロー×ヒーロー”となった、空前のアクション・アドベンジャー大作『ローン・レンジャー』。ぜひ本作で、ジェリー・ブラッカイマーのスター発掘力がホンモノか、確認してみてはいかがだろう？『ローン・レンジャー』は8月2日（金）より全国ロードショー。
アーミー・ハマーのドキュメンタリー製作者に被害者が憤慨「トラウマを悪用するのは最低」 2022.9.5 Mon 14:00 2日（現地時間）、HBO MaxとDiscovery＋で、アーミー・ハマーを…
