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坂口憲二「最強のチームを!」 3年ぶり新作「医龍4」が2014年1月スタート

坂口憲二「最強のチームを!」3年ぶり新作『医龍4』が2014年1月スタート

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 フジテレビで2006年4にスタートして以来、これまでに3シーズンにわたり放送され、常に時代の最先端の医療現場で戦う医師たちの姿を描いてきた坂口憲二主演の医療ドラマ『医龍』の最新シーズン『医龍4~Team Medical Dragon~』(毎週木曜 22時~)が、来年1月より3年ぶりに放送されることがわかった。

『医龍』(2006年)では、バチスタ手術が進化した左室形成術に変わり、『医龍2』(2007年)でテーマとした小児への臓器移植が現在では法の改正で可能となり、『医龍3』(2010年)でストーリーの主軸となったカテーテル治療は現在、IPS 細胞を活用した再生医療へと向かおうとしている。『医龍』は、猛烈なスピードで進化する医療の世界の「今」を描くことを追求し、医療を取り巻く状況が変わるたびにその中心へと突き進んできた。 

 そして、新シーズンでテーマとなるのは「世界か日本か?」。2013年、医療は、自動車や機械に次ぐ新たな日本の輸出品として世界へ進出しようとしている。大企業や商社が海外の病院を買収、あるいは新たな病院を建設して外国に乗り込み、富裕層相手の診療で外貨を獲得しようとしているのだ。一方、国内では、地方の医療を担ってきた中規模病院の経営が困窮している。医師不足の逆風も重なり、患者にとって最も必要な病院の閉院が相次ぎ、多くの人々が不安な日々を送っている。この厳しい現実の中、坂口憲二演じる主人公の天才心臓外科医・朝田龍太郎と「チームドラゴン」が「理想の病院」を作るために再結集する。

 坂口憲二は新シーズンについて「自分自身、この話を聞いてびっくり。3年前のパート3で一区切りついたと思っていたのでまさかまたチームドラゴンのみんなと会えるなんて。そして『医龍』と言えばやっぱりオペシーン、またあの長いオペシーンを撮ると思うとゾッとしますが、今回は初心に帰って最強のチームを作り、この3年間待っていてくれた皆さんのためにも最高のオペをお見せできればと思います」と意気込身を語る。また、フジテレビの長部聡介(プロデューサー)も、「シーズン3が終わった時、もう、『医龍』はやれないと思っていました。膨大なリサーチと綿密な取材でやりうるテーマはすべてやり尽くした、と。しかし、3年たった今、日本の医療は世界進出という劇的な局面を迎え、大きく変わろうとしています。この時代であれば新たな『医龍』が作れるという確信がわきました」と3年ぶり復活に込められた思いを語った。

 今作には、朝田と志を同じくし、患者の視点にたった医療技術の開発にまい進している心臓血管外科医・加藤晶役の稲森いずみ、朝田との出会いを経て圧倒的な経験を積み、高いスキルを持つ心臓血管外科医・伊集院登役に小池徹平、麻酔科医として天才的な腕前をもつ荒瀬門次役に阿部サダヲ、再生医療研究の分野で「チームドラゴン」が目指す医療に取り組む循環器内科医・藤吉圭介役に佐々木蔵之介、「チームドラゴン」の実力を認めながら世界で活躍する救命救急医・鬼頭笙子役に夏木マリ、そして、チームドラゴンの宿敵で現在は政府の医療国際進出プロジェクトの中心人物となった野口賢雄役に岸部一徳と、『医龍』ファンにはおなじみのキャストが揃う。

 さらに新キャストとして、かつて、教授の対立から医局を追われた朝田を自らの病院に引き取り、医師として技術的にも精神的にも徹底的に鍛え上げた朝田の唯一の恩師である医師・桜井修三役に、日本を代表する名優・平幹二朗が決定している。

■木曜劇場『医龍4~Team Medical Dragon~』
フジテレビ系 2014年1月スタート
毎週木曜22時00分~22時54分

<キャスト>
坂口憲二、稲森いずみ、小池徹平、阿部サダヲ、佐々木蔵之介、夏木マリ、岸部一徳、平幹二朗 ほか


坂口憲二「最強のチームを!」3年ぶり新作『医龍4』が2014年1月スタート

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