【美的アジア】運命は“顔”で決まる!? 「観相師」が運命を斬る

「人は顔や見た目じゃない」と思いつつも顔について嫌でも考えさせられる映画「観相師」が6月28日(土)から公開されます…

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『観相師』-(C) 2013 SHOWBOX/MEDIAPLEX AND JUPITER FILM ALL RIGHTS RESERVED.
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「人は顔や見た目じゃない」と思いつつも顔について嫌でも考えさせられる映画「観相師」が6月28日(土)から公開されます。

「顔」を見るだけで性格から寿命まで全てを見抜く天才観相師ネギョン(ソン・ガンホ)は、貧しい生活から脱するため観相業を始め、やがて宮中の要職に就き、王位への執念を燃やす皇帝の弟・首陽大君(イ・ジョンジェ)に冷酷な「逆賊」の相を読み取ったことから国家の命運と自らの人生を左右する謀反へと巻き込まれていく…というストーリー。

相手がどんな性格なのかを「顔」から読み取ることは、私達の日常生活でもあるんじゃないかと思います。大きな笑い声や笑顔を見せる人は「オープンな人だな」とか。いじわるそうな顔の人はやっぱりちょっと「嫌な人だな」とか(笑)。

劇中では男受けしないことに悩む芸妓の顔に、ネギョンがスイカの種をつけ、顔を「変える」ことで運命を変える提案をするシーンがあります。そして、この芸妓はホクロを作ったことで運命を変えていきます。いまでいう開運メイクやモテメイクといった所でしょうか。「自らの運命を自分の手で変えよう」とする姿は前向きな意志が感じられます。

また、「苦労しても成し遂げるべきことは、運命に屈せぬこと」と観相の仕事を嫌がり、士官を目指すネギョンの息子ジニョン(イ・ジョンソク)の生き方にも共感する人もいるでしょう。“観相的”に似ても似つかないソン・ガンホとイ・ジョンソクの親子のシーンも是非注目を。

一方で、どんなことをしても「悪」のままの奴がいます。イ・ジョンジェ演じる首陽大君です。歴史の荒波の中、一匹オオカミの如く暴君となったイ・ジョンジェが憎く恨めしく思うのは、彼の悪役演技にまんまとハマっている証拠といえましょう。「悪は、性根からワルなんだ」と思わせる見事な演技。名優ソン・ガンホとの対決は見ものです。

顔、顔と繰り返していますが…、本作では観相についての本質を示すセリフが随所に登場しています。

「いかに恵まれた相でも、出会う相によって運命は変わるのです」

「人の顔だけ見て、時代を読めなかった」

などなど。

映画「観相師」は、史劇でありながらも現代の私達に大きなメッセージをくれる作品です。自分の顔を、自分の生き方を、鏡でチェックしてみたくなる作品かと思います。劇場に鏡を持っていくのがおすすめです。
《text:Tomomi Kimura》

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