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11年ぶりの快挙!第28回東京国際映画祭「コンペティション部門」に邦画3作品が選出

10月22日(木)~10月31日(土)に開催される第28回東京国際映画祭「コンペティション部門」にて、『FOUJITA』『さようなら』『残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-』が選出されたことがこのほど決定した。

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『FOUJITA』『さようなら』『残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-』
『FOUJITA』『さようなら』『残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-』
  • 『FOUJITA』『さようなら』『残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-』
  • 『FOUJITA』 - (C) 2015「FOUJITA」製作委員会/ユーロワイド
  • 『FOUJITA』 - (C) 2015「FOUJITA」製作委員会/ユーロワイド
  • 『FOUJITA』 - (C) 2015「FOUJITA」製作委員会/ユーロワイド
  • 『FOUJITA』 - (C) 2015「FOUJITA」製作委員会/ユーロワイド
  • 『残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-』(C)2016「残穢-住んではいけない部屋-」製作委員会
  • 佐々木蔵之介&坂口健太郎&滝藤賢一/『残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-』(C)2016「残穢-住んではいけない部屋-」製作委員会
  • 竹内結子&橋本愛/『残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-』(C)2016「残穢-住んではいけない部屋-」製作委員会
10月22日(木)~10月31日(土)に開催される第28回東京国際映画祭「コンペティション部門」にて、『FOUJITA』『さようなら』『残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-』の3作品が選出されたことがこのほど決定した。

今年は新たに「パノラマ」「Japan Now」「日本映画クラシックス」の3部門が新設される第28回東京国際映画祭。映画祭の顔とも言える「コンペティション部門」に日本映画が3作品も選出されたのは、2004年の第17回開催以来11年ぶりとなる。

プログラミング・ディレクターの矢田部吉彦氏は、選定理由について「巨匠、ヒットメーカー、若手のホープ。3名の異なるタイプの監督をお迎えすることで、日本映画の実力と多様性を世界に発信したいと思いました。充実していると感じており、世界にひけを取りません。この勢いが今年の映画祭で反映される形となりました」とコメントし、それぞれの作品への賛辞を送っている。

このほど選出が決定した作品のうち1作品目は、日本人画家・藤田嗣治の半生を『泥の河』『死の棘』『眠る男』の小栗康平監督が日仏合作で描く『FOUJITA』。主演の藤田嗣治役をオダギリジョーが務め、妻の君代役には中谷美紀が配役。今回の選出は、昨年フェスティバル・ミューズを務めた中谷さんが語った「いつか女優としてコンペティション部門で映画祭に戻って来たい」という願いが一年で叶ったかたちとなる。

2作品目には、「ももいろクローバーZ」が主演し話題を呼んだ『幕が上がる』の原作者として知られる平田オリザのアンドロイド演劇を映画化した『さようなら』が選出。二階堂ふみ主演の『ほとりの朔子』で2013年にも東京国際映画祭コンペティション部門出品された深田晃司監督の最新作である本作に、矢田部氏は「いままで見たことのない日本映画を完成させ、次代のトップランナーに躍り出ると確信しています」と絶賛を寄せている。

さらに3品目として、竹内結子と橋本愛が共演を果たす『残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-』が選出。本作と阿部サダヲ、瑛太妻夫木聡が共演を果たす『殿、利息でござる!』の公開が来年既に決定している中村義洋が監督を務め、小野不由美の映画化挑む。矢田部氏は本作を「恐怖演出の歴史に新たな金字塔を打ち立て、日本の伝統的な怪談映画を深化させました」と評している。

なお、ほかのコンペティション部門選出作品は、9月29日(火)に開催される「ラインナップ発表会」にて公表される予定。日本代表する3作品が、アジア最大級の映画祭である東京国際映画祭でどのように評価されるのか、大きな注目が集まりそうだ。

第28回東京国際映画祭は10月22日(木)~10月31日(土)開催。
《シネマカフェ編集部》

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