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【MOVIEブログ】開幕前夜

開幕前夜! 鳴りやまぬ電話、走るスタッフ、そして突発的な爆笑。映画祭事務局は異常なモードに突入しています。毎年のことだけど、しびれます。室内は、ぐおおおん、というような音に包まれ、午前0時現在、真昼並みの人口密度で揺れています。

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開幕前夜! 鳴りやまぬ電話、走るスタッフ、そして突発的な爆笑。映画祭事務局は異常なモードに突入しています。毎年のことだけど、しびれます。室内は、ぐおおおん、というような音に包まれ、午前0時現在、真昼並みの人口密度で揺れています。

でも、怒号は飛び交わないのが、僕がこの職場の好きなところです。キレたら負け、ということをみんな分かっている。頼もしい。みんな寝てないのに、そして数々の難問に悩まされているだろうに、しんどさを飲みこんで懸命に働いている。みんなが戦闘モードの中、センチメンタルになっている場合ではないのだけど、周りを見るとちょっと泣きそうになってしまう…。いや、身内びいきネタでごめんなさい。勝負は明日から。結果をちゃんと出さないといかんですね。

海外ゲストも本日から来日が始まっており、ホスピタリティー担当たちは既にフル稼働開始。オープニングは明日だけれど、実務的には完全開幕状態です。いきなり到着便の変更が相次いでいるようで、ホテルでの出迎えとブリーフィングが混乱しまくっているとの連絡が入る。どうにも手伝いようがないので、とにかくがんばってくれと励ますしかない。がんばってくれ!

さきほど、今年のコンペの審査員の一人の大森一樹監督が映画祭事務局を訪れ、僕の姿を遠くから見つけて「おう」と手をあげて下さった。「お手柔らかにお願いします!」と頭を下げて、ご挨拶。大森監督とご一緒できるのはとても嬉しい! もっとも、僕は審査員の方々と過ごす時間はほとんどないので、まともにお話ができるのは最終日になるかな。果たして、その時にどんな会話をすることになるのだろう!

ともかく、明日から10日間の長丁場です。おかげさまで、体調は絶好調(眠いけど)。今年も元気に初日を迎えられることに対して色んなものに感謝しつつ、明日からの出会いを楽しみにすることにします。いざ!
《矢田部吉彦》

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