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日本の「魔法少女アニメ」に憧れる白血病の少女の物語…スペイン映画『マジカル・ガール』

日本の魔法少女アニメとのつながりで映画『マジカル・ガール』が注目されている。日本で2016年3月12日に公開を予定する作品だ。

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スペイン映画「マジカル・ガール」予告編 日本の魔法少女アニメに憧れる白血病の少女の物語
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2016年春にスペインから、日本アニメも注目したい少し変わった映画がやってくる。日本で2016年3月12日に公開を予定しているスペイン映画『マジカル・ガール』だ。
『マジカル・ガール』は、余命わずかな少女と失業中の父親の物語だ。カルロス・ペルムト監督の劇場デビュー作ながら、サンセバスチャン国際映画祭でグランプリと監督賞のダブル受賞、スペインのアカデミー賞であるゴヤ賞の主演女優賞を獲得するなど高い評価を獲得した。

日本で注目されるワードのひとつが「魔法少女」である。物語のキーとなる少女が憧れる作品が、日本アニメとの設定になっている。劇中には『魔法少女ユキコ』とのタイトルで登場する。
今回映画の予告編が公開されが、その魔法少女やそのコスチュームも姿を見せている。さらに予告編では登場人物たちの人間模様が描かれる。

白血病で余命わずかという過酷な状況にいる少女・アリシアは、日本のアニメ「魔法少女ユキコ」が大好き。少女らしい「コスチュームを着て踊る」という夢があり、父のルイスはその願いを叶えるために奔走する。
しかし失業中であるにも関わらず高額なコスチュームの購入を決意するが、それが心に闇を抱える女性・バルバラや元教師であるダミアンを巻き込み悲劇的な運命へ向かう。


映像に登場する説明から、コスチュームはMeiko Saoriがデザインと制作を担当し、歌手のメグミさんが着用するために作られたものであることが分かる。またコスチュームはシリーズの12周年記念の催しで着たと書かれている。価格は90万円となかなかの高値だ。

物語の切り口が面白く、ネット上で話題となった。映画としての評価も高く、2016年3月12日の公開が待ち遠しい作品だ。カルロス・ベルムト監督の来日予定もあり、続報が待たれる。

『マジカル・ガール』
3月12日(土)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次ロードショー
Una produccion de Aqui y Alli Films, Espana. Todos los derechos reservados(C)

スペイン映画「マジカル・ガール」予告編 日本の魔法少女アニメに憧れる白血病の少女の物語

《animeanime》

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