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【特別映像】渡辺謙、ブロードウェイ仕込みの美声を披露!?『追憶の森』

『ダラス・バイヤーズクラブ』でアカデミー賞を受賞したマシュー・マコノヒーと、日本を代表する国際派俳優・渡辺謙が初競演を果たした『追憶の森』。先日、大盛況の内に幕を閉じたブロードウェイ・ミュージカル「王様と私」で

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『追憶の森』(C)2015 Grand Experiment, LLC.
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『ダラス・バイヤーズクラブ』でアカデミー賞を受賞したマシュー・マコノヒーと、日本を代表する国際派俳優・渡辺謙が初競演を果たした『追憶の森』。先日、大盛況の内に幕を閉じたブロードウェイ・ミュージカル「王様と私」で2度目の“王様”を演じた渡辺さんが、青木ヶ原の樹海を舞台にした本作中でもその歌声を披露する本編映像が到着。マコノヒーも、絶賛を贈っているという。

富士山の北西に広がる青木ヶ原の樹海を、人生の終着点にしようと決めて日本にやって来たアメリカ人アーサーは、原生林が鬱蒼と生い茂る森の中で、出口を求めて彷徨う日本人タクミと出会う。怪我を負い、寒さに震えているタクミをアーサーは放っておくことができず、行動を共にするように。次第に方向感覚を失った2人。その過酷な状況下、運命共同体となったタクミに心を開いていくアーサーは、樹海への旅を決意させたある出来事を語り始める…。

「王様と私」では、歌やダンスを披露するミュージカルは初挑戦ながら、トニー賞ミュージカル部門主演男優賞にノミネートされ、多くの称賛を浴びた渡辺さん。今回は、劇中で渡辺さん演じるタクミが「王様と私」ばりの歌声を披露する(?)本編のワンシーンが到着した。

森を彷徨い歩いている最中、突然の大雨に見舞われたアーサーとタクミ。冷えた身体を焚火で必死に温めているアーサーの後ろで、タクミは突然ある歌を歌い始める。それに合わせてアーサーも歌い始めるが、伸びやかに歌い上げるタクミと適当に合わせただけの気の抜けたアーサーの歌声は、さながら不協和音のように樹海に響いていく。


タクミが歌っているのは、1951年に公開されアカデミー賞作品賞をはじめ8部門を受賞、ジョージ・ガーシュウィンが作曲を手掛けたダンス・ミュージカル映画『巴里のアメリカ人』の劇中歌「天国への階段」だ。渡辺さんは、劇中では日本語で歌っているが、なんと歌詞は自ら英訳、さらにアレンジを加えた完全オリジナル版だという。

マコノヒーは、渡辺さんの歌声について「いまいましいほど歌が上手なんだよ!」と大絶賛、さらに「今度、君と共演するときは、アクション映画をやるより一緒に歌って踊りたいね。ミュージカルをやろう! デュエットするんだよ。きっと楽しい共同作業になる」と、まさかの逆オファー!

もしかしたら、ミュージカル映画で2人が再共演する日も近い、かもしれない?

『追憶の森』は4月29日(金・祝)より全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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