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エディ・レッドメイン、実は動物アレルギーだった!? 『ファンタビ』の役作りを明かす

「ハリー・ポッター」の原作者J.K.ローリングが初めて映画のために脚本を書き下ろした『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。今年公開の実写映画で最速40億円突破の大ヒットを更新中だが、新シリーズを牽引する主人公、魔法使いで“魔法動物学者”の

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「ハリー・ポッター」の原作者J.K.ローリングが初めて映画のために脚本を書き下ろした『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。今年公開の実写映画で最速40億円突破の大ヒットを更新中だが、新シリーズを牽引する主人公、魔法使いで“魔法動物学者”のニュートを演じたエディ・レッドメインが、驚愕の秘密を明かしてくれた。

『博士と彼女のセオリー』でアカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門、英国アカデミー賞など、数々の主演男優賞を総なめにしたエディ。彼が演じたホーキング博士は、筋萎縮性側索硬化症(ALS)という徐々に筋肉が衰え、自由に動かなくなっていく病気であることが知られている。エディは、博士の動画を観て、その生活を研究し、ALSの患者30人と面会をするなど、役作りに半年を費やしたという。

また、その翌年には『リリーのすべて』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたが、この作品でも世界で初めて性別適合手術を受けたデンマークの画家を演じるため、およそ2年間、多くのトランスジェンダーの女性たちに話を聞いたという。エディの実力は、こうした彼自身の努力によって裏付けられているといってもいいだろう。

そんなストイックな役作りで知られるエディが本作で演じたのは、人見知りの魔法動物学者。「ハリー・ポッター」のように原作もなく、ましてや、ホーキング博士やリリーのように実際の人物ではない役をどうやって演じたのだろうか? 「撮影が始まる3、4か月前くらいから準備を開始して、デイビッド・イェーツ監督に『僕は想像力が乏しいんです。だから魔法動物たちとのシーンをどうやって撮影すれば良いか分かりません』って言ったんだ」と明かすが、自身でも「動物を扱っている多くの人に会いに行った」と言う。

「ロンドンの郊外にあるワイルドライフ パークを管理している男性にも会った。小さなライオンの子どもが生まれたとき、そのライオンの子どもは彼と一緒にベッドで寝ていたんだ。動物とのそういうとても親密な関係や、彼らが動物たちとどのようにやり取りして、どのように話しかけ、動物たちがどんな音を立てるのかとかを観察した。かなりリサーチしたんだ」と、やはり本作でも例外なく、ストイックに役作りをしたという。

さらに「動物の飼育係の人にも会った。生まれたばかりの小さなアリクイの赤ちゃんについて学んだ。そのアリクイの赤ちゃんは、いつも小さなボールの中に潜り込んでしまうんだ。でもお腹をくすぐると出てきてくれる。キラキラ好きな二フラーがコインをたくさんお腹にしまい込んだシーンでは、そこからアイディアをひねり出した。あのシーンは遊び心があって楽しかったよ」とふり返る。

しかし、そんなエディが秘密を教えてくれた。「実は僕は動物アレルギーなんだ。すごく皮肉なことなんだけど。すごく猫が好きなのに近くにいられないんだ。それから、馬もくしゃみが止まらなくなってしまう。『レ・ミゼラブル』の撮影で馬に乗るときは、くしゃみ止めを飲んで撮影したんだ」。

ヒロインのティナを演じたキャサリン・ウォーターストンが、「ニュートと魔法動物との共演は、本作の最高の見どころよ」と絶賛するエディの演技は、彼のアレルギーにも負けない! 役作りがあったからこそ。初対面の“人間”に対しては挙動不審になってしまうニュートが、魔法動物とのふれあいで見せる別人のような姿を、劇場でも確かめてみて。

『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は全国にて公開中。
《シネマカフェ編集部》

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