【シネマカフェ的海外ドラマvol.376】『ペンタゴン・ペーパーズ』と一緒に観るとぐっと深まる!「グッド・ガールズ!」

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「グッド・ガールズ!~NY女子のキャリア革命~」キャスト陣-(C)Getty Images
  • 「グッド・ガールズ!~NY女子のキャリア革命~」キャスト陣-(C)Getty Images
  • ノーラ・エフロン&スティーヴン・スピルバーグ監督-(C)Getty Images
  • ノーラ・エフロン&メリル・ストリープ-(C)Getty Images
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  • 『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』(C)Twentieth Century Fox Film Corporation and Storyteller Distribution Co., LLC.
  • グレイス・ガマー-(C)Getty Images
スティーヴン・スピルバーグ監督、メリル・ストリープ&トム・ハンクス共演の『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』が、3月30日(金)から日本公開。それに併せ、今回は『ペンタゴン・ペーパーズ』共々ご覧いただきたい海外ドラマをクローズアップ。Amazonのオリジナルシリーズ「グッド・ガールズ!~NY女子のキャリア革命~」を紹介します。

■実話が題材に!男女平等を求め女性たちが会社に反撃


「グッド・ガールズ!」は、ニュース情報誌の編集部で働く女性たちを主人公にした作品。物語は1969年のニューヨークから始まります。「マッドメン」や「マーベラス・ミセス・メイゼル」の冒頭からは10年ほど経過した時代ではありますが、もちろん男性優位はまだまだ露骨。編集部の女性たちも調査員として記者をサポートする役回りが限界で、どんなにリサーチ力が優れていても、文章力が優れていても、記者になることは認められませんでした。現実には、1970年にニューズウィーク誌で働く女性46人が、男女平等を求める訴えを起こして会社に反撃。その実話を題材にしたのが、「グッド・ガールズ!」です。


物語の中心となるのは、若くて美しいパティら優秀な調査員たち。恋人でもある男性記者をサポートし、彼がいい記事を書くために尽くす日々に、パティは何の疑問も抱かず、充実感さえ覚えていました。そんな彼女の心をざわつかせるのが、編集部の男尊女卑を目の当たりにし、果敢に異議を唱えるノーラ・エフロン。そうです。監督や脚本家として映画界で大活躍した故ノーラ・エフロンが登場人物の1人なんです。

もともとジャーナリストだったエフロンは、その後ハリウッドを代表する女性監督に。脚本を手掛けた『恋人たちの予感』、監督作の『めぐり逢えたら』など、代表作は挙げきれません。「グッド・ガールズ!」ではエフロンが自分の才能を生かせる場を求めて編集部を去った後、パティたちがそれぞれの目覚めを経験し、訴訟に踏み切るまでの過程が描かれていきます。

「グッド・ガールズ!~NY女子のキャリア革命~」キャスト陣-(C)Getty Images「グッド・ガールズ!~NY女子のキャリア革命~」キャスト陣-(C)Getty Images
とは言え、硬派過ぎる社会派ドラマではなく、等身大の悩みを抱える女性たちの物語として楽しめるでしょう。恋にセックスに友情に、彼女たちの日常は大忙し。当時のポップカルチャー描写が満載で、登場人物たちのファッションも真似したくなるほどキュートです。

■「ノーラ・エフロンに捧げる」…スピルバーグが込めた思いとは


「グッド・ガールズ!」冒頭の少し後、1971年を舞台にした『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』のエンドクレジットには、「ノーラ・エフロンに捧げる」の一文があります。生前のエフロンと懇意だったスピルバーグ、彼女の作品に出演したメリル・ストリープやトム・ハンクスら全員の心がこもった一文に感じられました。

ノーラ・エフロン&スティーヴン・スピルバーグ監督-(C)Getty Imagesノーラ・エフロン&スティーヴン・スピルバーグ監督-(C)Getty Images
メリル演じるキャサリン・グラハムがアメリカの主要新聞社史上初めての女性発行人であり、劇中の苦闘を通して性別を超えた敬意を勝ち取っていく人物であることを考えれば、より一層こみ上げてくるものがあるでしょう。「グッド・ガールズ!」では、メリルの娘グレイス・ガマーがエフロン役を演じています。

『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』(C)Twentieth Century Fox Film Corporation and Storyteller Distribution Co., LLC.『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』(C)Twentieth Century Fox Film Corporation and Storyteller Distribution Co., LLC.
《text:Hikaru Watanabe》

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