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岡田准一、「白い巨塔」で初の“医師役”!「今やることに意義がある」

テレビ朝日が開局60周年を記念し、「V6」岡田准一を主演に迎え、2019年、山崎豊子の不朽の名作「白い巨塔」を5夜連続でスペシャルドラマ化することが分かった。

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テレビ朝日が開局60周年を記念し、10月16日に第1子誕生を発表した「V6」岡田准一を主演に迎え、2019年、山崎豊子の不朽の名作「白い巨塔」を5夜連続でスペシャルドラマ化することが分かった。

原作は、来年、刊行から50年という節目の年を迎える国民的作家・山崎豊子の一大ベストセラー長編小説。大阪の大学病院を舞台に医療ドラマの枠を超えて人間の本性に迫った同作は、山崎作品の中でも“傑作”と呼び声高く、発行部数はシリーズ累計600万部を突破。これまで何度も映像化されてきたが、2019年に開局60周年を迎えるテレビ朝日が超大型ドラマスペシャルとして制作する。

■主人公・財前五郎を演じるのは岡田准一!初めての医師役に


今作で主演を務める岡田さんは、「V6」としての活動の傍ら、数々の映画・ドラマに出演し、『永遠の0』で2015年・第38回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞、『関ヶ原』で2018年・第41回優秀主演男優賞を受賞。直近でも、自身で殺陣をつけた主演映画『散り椿』が第42回モントリオール世界映画祭で審査員特別賞を受賞するなど、俳優として確固たる地位を確立している。

時代劇から現代劇、アクション、コメディ、ハードボイルド…とジャンルを問わず多彩にキャラクターを演じ分けてきた岡田さんは、今作「白い巨塔」では主人公の外科医・財前五郎を魅力たっぷりに演じてくれそうだ。テレビ朝日でのドラマ主演は2001年のスペシャルドラマ「反乱のボヤージュ」以来、18年ぶり。テレビドラマへの出演も2015年以来となる今作では、自身初となる医師役に挑戦! また山崎豊子作品にも初出演となる。

演じる財前五郎とは、浪速大学医学部第一外科・准教授。外科医としても“腹腔鏡のスペシャリスト”として医学界にその名を轟かせている。貧しい母子家庭に育ち、努力で今日の成功を勝ち取った。野心に溢れ、自らの才能には絶対的な自信を持つ。自身と、義父の悲願である“第一外科・教授”の座に向かい、なりふり構わず邁進していくが、その姿勢と傲慢ともいえる性格には反感を抱いている者も少なくない。

■監督は『後妻業の女』『のみとり侍』鶴橋康夫


監督を務めるのは、数々の名作ドラマを手掛け、近年は映画界でも活躍し、紫綬褒章、旭日小綬章を受賞した巨匠・鶴橋康夫、さらに「BG~身辺警護人~」「緊急取調室」などを手掛けた常廣丈太(テレビ朝日)。脚本には『フラガール』『パッチギ!』など日本アカデミー賞受賞の羽原大介らを迎え、開局60周年にふさわしいスケールとスタッフで、人間ドラマの最高傑作を作り上げる。テレビ朝日が5夜連続のドラマスペシャルを制作・放送するのは、開局45周年スペシャルドラマ『弟』以来、15年ぶり。

鶴橋康夫監督/『後妻業の女』試写会鶴橋康夫監督
また、今作では物語の設定を2019年に置きかえたことで、現代の最新医療を使った新たな「白い巨塔」の世界を醸し出していくことに。岡田さん演じる財前を取り巻くライバルの里見医師や上司の東教授など個性豊かなキャラクターにも、豪華キャストが続々決定しているという。

■岡田准一 「やるからには財前五郎を味わい尽くそう」という気持ち


岡田さんは、誰もが知る名作に思いを馳せ「人間の欲望や思惑、生き様がドラマチックに表現されています」と言及、「財前五郎という人物は現代にはなかなかいないキャラクター。何かに慮っていないと生きづらい世の中にあって、財前は絶対の自信と揺るがない信念を持ち続け、野心を抱きながらギラギラとエネルギッシュに生きています。医師として、この“白い巨塔”を登っていこうとあがき、もがく男なのだと思います。『やるからには財前五郎を味わい尽くそう』という気持ちで、監督を信じてついていきたいです」と気合い十分。

すでに撮影はスタートしており、「『白い巨塔』という作品を制作することも、僕が財前五郎という人物を演じることも、“今やること”に何らかの意味や意義があると思います。それを探し、見つけながら、監督はじめ、みんなでエネルギーをぶつけて『白い巨塔』と戦っていますので、ぜひ出来上がりを期待してお待ち下さい!」とアピールしている。

第1夜あらすじ


腹腔鏡手術のスペシャリストとして医学界に名を馳せる、浪速大学医学部第一外科・准教授の財前五郎(岡田さん)。逞しい体と精悍な顔つきに加え気さくな人柄は、付属大学の学生や医局員たちに慕われ、浪速大学のスター准教授として君臨していた。

ある夜、浪速大学・滝村名誉教授の喜寿を祝うパーティの最中、“スペ患”である近畿新聞会長・山田音市の容態が急変。膵がんを患う山田は、執刀医に財前を指名する。本来、山田は第一外科・東貞蔵教授の“スペ患”。上司である東を差し置いて自分が執刀するわけには…と躊躇する財前だったが、心の中では期せずして舞い込んだチャンスにほくそ笑んでいた。手術は無事成功し、財前には山田から高級ワインと数百万の現金が贈られる。財前によって自分の“スペ患”が救われたことに、表面上では平静を装いながらも、東はその事実を苦々しく受け止めていた。

そんな中、浪速大学医学部では東の退官に伴う教授選挙が近づいていた。「君を次期教授に推薦しようと思う」――そう、恩着せがましく財前に囁く東だったが、その実、腹の内では財前ではない人物を、と考え始めていた。その矢先、同期である第一内科・准教授の里見脩二から胃がん再発患者のカルテを見せられる。財前の診断では、原発巣は胃ではなく膵臓。再発は誤診断である、と指摘するが、その診断を下したのが、浪速大学医学部長の鵜飼裕次だとわかった途端、翻意! 教授選に備え、上層部に楯突くようなことは避けようとする財前を非難する里見だったが…?

やがて、東が財前以外の人物を教授選候補に擁立することが判明。財前は、義父である財前又一の財力と政治力を最大限に活かし、浪速大学医学部第一外科教授という悲願に向けて様々な工作を開始する。欲望が渦巻く教授選は、思いもよらぬ展開へ…。そしてその後も、過酷な運命が財前を翻弄していくことになる!

テレビ朝日 開局60周年記念5夜連続ドラマスペシャル「白い巨塔」は2019年、放送。
《シネマカフェ編集部》

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