【MOVIEブログ】ガス・ヴァン・サント監督 日本初のティーチ・イン

5月3日公開のガス・ヴァン・サント監督最新作『ドント・ウォーリー』。監督自身、日本で初となるティーチインを実施。

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5月3日公開のガス・ヴァン・サント監督最新作『ドント・ウォーリー』

東宝東和ではいわゆる『ミニオンズ』『ワイルド・スピード』『ジュラシック・ワールド』などのユニバーサル作品以外にも、こういった作品の提供もしていて、今回は東京テアトルさんとご一緒しています。19日にガス・ヴァン・サント監督自身日本では初となるティーチ・インを実施しました。

ガス・ヴァン・サントと言えば、僕ら世代(40代以上)では憧れの監督で、『ドラッグストア・カウボーイ』『マイ・プライベート・アイダホ』『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』『エレファント』『ラストデイズ』『ミルク』『追憶の森』などなど錚々たる作品群を作ってきていて、俳優の加瀬亮さん(44歳)も『マイ・プライベート・アイダホ』を観て以来のガスファンを公言していて、『永遠の僕たち』で出演も果たすという夢を叶えてたりしました。

常にトガッた題材をモチーフにエッジーな映画を作ってきた監督ですが、今回の『ドント・ウォーリー』は交通事故で車いす生活になる、実在した風刺漫画家を主人公にしています。ジョン・キャラハンという人なんですが、アメリカではかなり有名な風刺漫画家で、実はあのロビン・ウィリアムズが映画化を考えていたような人なんです。残念ながら彼の演技で観ることはできなくなってしまいましたが、代わりにホアキン・フェニックスという稀代の俳優が素晴らしい演技で魅せてくれています。彼はやっぱりスゴい!ですね。個人的にはなぜアカデミー賞にノミネートされないのか!? 不思議なくらいです。

自堕落な生活を送っていたジョンが交通事故で車いす生活を余儀なくされ、ますます自暴自棄になっていくのですが、そんな彼が周りの人々の優しさと風刺漫画に出会うことで人生を立て直していくストーリーで、知らない間に涙がこぼれてしまうような、とても優しい眼差しの映画になっています。ガス・ヴァン・サント監督の集大成とも言えるような作品で、そのティーチ・インを聞けたのはとても幸せなことでした。写真は最後にお客さん向けに撮らせてくれた写真で、僕もまぎれて撮らせてもらいました。映画のように優しい佇まいでした。

映画はGWの5月3日公開。是非!


【2019.2.22】
《text:Yusuke Kikuchi》

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