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“ゲイカルチャー界のウォルト・ディズニー”を映画化!『トム・オブ・フィンランド』公開決定

フレディ・マーキュリーに大きな影響を与え、“ゲイカルチャー界のウォルト・ディズニー”と呼ばれたゲイアートの先駆者の波乱の半生を描いた映画『トム・オブ・フィンランド』の日本公開が決定した。

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『トム・オブ・フィンランド』の (C) Helsinki-filmi Oy, 2017
『トム・オブ・フィンランド』の (C) Helsinki-filmi Oy, 2017
  • 『トム・オブ・フィンランド』の (C) Helsinki-filmi Oy, 2017
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フレディ・マーキュリーに大きな影響を与え、“ゲイカルチャー界のウォルト・ディズニー”と呼ばれたゲイアートの先駆者の波乱の半生を描いた映画『トム・オブ・フィンランド』の日本公開が決定した。

本作で描かれるのは、まだ同性愛が厳しく罰せられていた第二次世界大戦後のフィンランドを舞台に、身内にも隠れて自らの本能的な欲望をドローイングとして表現し続けていたトウコ・ラークソネン

本名から海外でも覚えやすい「トム」と名乗り、描いた絵がアメリカの雑誌で表紙を飾ったことをきっかけに、その名がアンダーグラウンドからアートの表舞台へと一気に知れ渡り、栄光を手にするまでの波乱に満ちた半生を描いている。

監督は、ニコラス・ホルトが主演を務める、『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』3部作の原作者J・R・R・トールキンの伝記映画『TOLKIEN』(原題)の公開が控えるドメ・カルコスキ。フィンランドで最も成功した映画監督といわれており、本作は昨年度米アカデミー賞外国語映画賞のフィンランド代表作品にも選ばれている。

日本でも、“漫画のアカデミー賞”といわれるアイズナー賞を受賞し、NHKでドラマ化もされた田亀源五郎原作「弟の夫」や、昨年度テレビドラマで高視聴率をたたき出し映画化もされる「おっさんずラブ」、男性カップルの日々の食卓を描いた、よしながふみ原作の大人気マンガを西島秀俊&内野聖陽のW主演でドラマ化し早くも話題沸騰中の「きのう何食べた?」、そして大倉忠義と成田凌の共演で2020年の公開を控える漫画「窮鼠はチーズの夢を見る」実写化など、近年、同性カップルをテーマにした作品が大きな注目を集めているさなか。

『トム・オブ・フィンランド』の (C) Helsinki-filmi Oy, 2017
“ゲイカルチャー界のウォルト・ディズニー”とも呼ばれ、「クイーン」のフレディ・マーキュリーをはじめ、アンディ・ウォーホル、ロバート・メイプルソープ、デイヴィッド・ホックニー、ジャン=ポール・ゴルチエ、トム・フォードといった数多のアーティストたちに影響を与えたトム・オブ・フィンランド。LGBTに対しての軽蔑や無理解と闘った芸術家が、何十年もの苦難の末につかみ取った愛と栄光の物語に、期待していて。

『トム・オブ・フィンランド』は8月2日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。
《シネマカフェ編集部》

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