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木村拓哉、冷徹な警察学校教官で新境地!見どころが「ありすぎて」 新春ドラマSP「教場」

木村拓哉が『踊る大捜査線』シリーズのヒットメーカー・君塚良一氏の脚本のもと、ベストセラーミステリー「教場(きょうじょう)」のスペシャルドラマ化に主演。来年2020年新春に2夜連続放送される。

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木村拓哉が『踊る大捜査線』シリーズのヒットメーカー・君塚良一氏の脚本のもと、ベストセラーミステリー「教場(きょうじょう)」のスペシャルドラマ化に主演。来年2020年新春に2夜連続放送される。

原作は、「週刊文春ミステリーベスト10」第1位、「このミステリーがすごい!」第2位を獲得し、2013年にミステリー界の話題を総ざらいした長岡弘樹の同名小説。警察学校という“密室”を舞台に、警察小説の新境地としてベストセラーとなりシリーズ化(累計55万部)、多くのファンの間で映像化が待ち望まれてきた。

待望の初映像化にあたり、主人公のカリスマ教官・風間公親を演じるのは、日本を代表するトップ俳優・木村拓哉。数多くの大ヒット作で主演を張り、検事、総理大臣、天才外科医、ボディガードなど多彩な主人公を演じてきた木村さんは、今回はヒーローではなく“謎に満ちたヒール”に挑み、凄みのある圧倒的な姿で、これまでにない冷酷無比な役どころを演じる。

脚本を木村さんとは初タッグとなる君塚良一、演出を木村さん出演の伝説的ドラマ「若者のすべて」(1994)、「眠れる森」(1998)、「プライド」(2004)などの中江功氏が手掛け、総計4時間越えのスペシャルドラマとして描く。

警察学校は生徒を“ふるいにかける”場所…


原作「教場」書影
木村さん演じる教官・風間公親は、クールで落ち着いた物腰の教師であり、卓越した観察眼と推理力を備えた名探偵でもある、謎に満ちた存在。警察官を目指す学生を恫喝するようなことはないが、何を考えているかが全くわからない孤高の男。警察学校内にある花壇で花に水をやりながら、学生の動向を鋭く観察している。“警察学校は生徒をふるいにかける場所”という考えのもと、生徒たちの深層心理に迫る。

冷徹なまでのリアリズムは生徒たちを震撼させるが、本質を見極めているからこそ、警察官に向いていないと判断した生徒を徹底的にはじき出す。なぜなら現場に立つ警察官にとって小さなミスも命とりになるから。また、風間は、とある一部の生徒にはマンツーマンで指導にあたる。まさに修羅場ともいえる試練を与え、極限まで追い詰め、心を折ることも辞さない。風間の真の意図とは? 彼の指導を受けた生徒たちは“覚醒"し、自らの本質に気づくことができるのか?

厳しすぎる警察学校の実態が明らかに…現代社会に一石を投じる問題作


原作「教場2」書影
警察学校という場所がクローズアップされることも新鮮な上、その実態がリアルに描かれている今作。“法律の番人”となる警察官となるため、厳しすぎる規律、守れなかった際の厳罰制度、絶対服従の上下関係など、そのリアルな描写は人権意識、民主主義的感覚を揺るがせるほど強烈で、体罰問題、働き方改革といった世論が高まる昨今の社会に一石を投じ、論争を巻き起こし得るテーマ。脚本の君塚氏、演出の中江氏をはじめとした制作陣のもと、そのような警察学校が抱えるリアリティーをあえて描ききる衝撃の問題作として話題を集めるに違いない。

木村拓哉「心地良い緊張感の中で現場がスタートした」


木村拓哉主演 フジテレビ開局60周年特別企画「教場」
木村さんは今回の“風間公親”に並々ならぬ思いで挑んでいる模様。脚本がまだできていない段階から実際の警察学校へ視察に訪れ、本物の「教場」を目の当たりにし、プロデューサーや監督と細かい設定や過去などを話し合い、脚色を加え原作とはまた違う“風間像”をスタッフとともに作り上げたという。クランクイン前には警察学校の所作訓練にも積極的に参加、生徒役のキャストと共に厳しい訓練と向き合った。

生徒役のキャストに対して、木村さんは「訓練を重ね、制服に袖を通す度に、皆さんそれぞれ役における軸を確立していっていると感じます」と語り、生徒役のキャストとは訓練を超えて積極的にコミュニケーションをはかっている。一方で、「風間という役は、生徒の立場からすると“睨まれたら終わり”というような、できれば距離を取りたいキャラクターなので、現場では、アンテナを張って間合いを取る必要があると思っています」とコメント。

クランクイン前には、「今作は内容が非常に刺激的だと思いました。警察という機関の根っこの部分、警察官になってからではなく警察官になるまでの話」に「その着眼点もすごく面白いなと思いましたし、やりがいも感じました」と語っていた木村さん。さらに「中江功監督という存在は自分にとっては教官に近い存在なので、再び共同作業ができる事を非常にうれしく思います」と、中江氏とのタッグへの思いも。

注目してほしい見どころについては、「もうありすぎて…(笑)。非常に中身が濃くて、いろいろなエピソードがあるのでどれも楽しみです」と期待を込める。「剣道をドラマの中でやるのは初めて」だそうで、武道場での剣道シーンも登場するという。

そして先日のクランクインでは、「一刻も早く撮影したかったので、ようやくゲートが開いて前に進むことができるという思いです。久々にご一緒するスタッフや監督ともハイタッチさせていただいて撮影開始したのですが、非常に心地良い緊張感の中で現場がスタートしたので、すごく楽しいです」と、気合い十分。木村さんが冷徹な教官となる警察ドラマの新境地を切り開くエンターテインメント超大作に、期待していて。

フジテレビ開局60周年記念特別企画「教場」は2020年新春、フジテレビ系にて2夜連続放送。
《シネマカフェ編集部》

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