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【MOVIEブログ】100億超え4本で新記録

28日に発表されましたが、昨年の日本映画業界の年間興行収入が2611.8億円で2000年の興収発表以来の最高記録となったそうです。

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映連のサイトにある2019年の邦画洋画のランキング。こちらも全て興収ベースで、観客動員数は入っていません…
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28日に発表されましたが、昨年の日本映画業界の年間興行収入が2611.8億円で2000年の興収発表以来の最高記録となったそうです。

これまでは2016年の2355億円(『君の名は。』『シン・ゴジラ』など)だったので、これを大幅に上回った感じです。何しろ昨年は興収100億円を超える作品が4本もありましたから、未曽有の大ヒットイヤーでした。『天気の子』(140.6億円、上映中)、『アナと雪の女王2』(127.9億円、上映中)、『アラジン』(121.6億円)、『トイ・ストーリー4』(100.9億円)。すごいですねぇ。

ただ、興収に関しては入場料金の値上げなどもあったので、そういったこともあるかなとは思いつつ、入場人員を見てみると1.94億人で、こちらも1971年以来の1.9億人超えとのことで、本物だなと思った次第です。ちなみに、過去最高の動員を誇ったのは1958年で11.2億人(!)でした。こういった映画産業の統計データに関しては、日本映画製作者連盟(通称:映連)のホームページに出ていますので、興味のある方は見てみて下さい。

しかし、日本のこういう発表を見ていつも思うのですが、なぜこういった映画発表は興行収入をベースにするんでしょうね?(以前はさらによくわからない配給収入という形の発表でしたが…) 僕も東宝宣伝部時代にはいつも「〇〇億円突破!」とかって謳ってたりしましたが、いつもお金の話ばかりで何だか生臭いなぁと思ってました。例えば、韓国やフランスだと、映画の記録の発表は観客動員数(admission)の方をベースにしていて、あまり興収(box office)の方は重視されない感じなんですね。ほかの商品とかを見てみても、ビールだったら「売上〇〇本突破!」、本だったら「発行部数〇〇万部突破!」とかだったり、売り上げ金よりは売り上げ数ですよね。やっぱりお金よりも人数の方がわかりやすくて気持ち良いと思うんですけどねぇ。。
《text:Yusuke Kikuchi》

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