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北村匠海&中川大志&葵わかならが物語紡ぐ、“リレー空想映画”サウンドドラマ化へ

「リレー空想映画」で2つの脚本が完成。この度、この2つの脚本を完全リモートでサウンドドラマ化、デジタルコンテンツとしてリリースすることが決定した。

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リレー空想映画参加者
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芸能プロダクション「スターダスト」に所属する映画監督・役者らが脚本をリレー形式でつないでいく企画「リレー空想映画」で完成した2つの脚本を、完全リモートでサウンドドラマ化、デジタルコンテンツとしてリリースすることが決定した。

「リレー空想映画」は、SNSで公開しながらリレー形式で繋いでいく脚本を読んで、閲覧者それぞれの脳内に再生される空想映画を楽しんでもらうという企画。

リレー空想映画
今回リリースされるリレー空想映画は、脚本に北村匠海&中川大志らが参加した『嘘とマーガレット』、葵わかな&清原翔らが参加した『もう一度逢えたら必ず』の2作品。

第1弾『嘘とマーガレット』


本作は、高校生のリクがある日、机の上に置かれていた一輪のマーガレットと手紙を見つけ、同級生のシュウヘイに相談。もしかして告白かもと、リクがニヤけているところに、幼なじみでリクに恋心を寄せるアヤミが来てからかう。そして、フワッと花の香りがすると、リクは幼いころに起きた出来事を思い出す…というあらすじ。

リレー空想映画『嘘とマーガレット』
リレー脚本に参加したのは、北村さん、中川さん、三木孝浩監督、中島良監督。実写映画『思い、思われ、ふり、ふられ』、『坂道のアポロン』で三木監督作品に出演している繋がりもあり、監督が北村さんと中川さんに声を掛け、2人は小学生のレッスン生時代から交流があることも功を奏して快諾。

また順番は、2番目と3番目は電子あみだくじで決定し、三木監督、北村さん、中川さん、中島さんの順番に決まり、さらにタイトルはSNSの投票システムを使い、これから書くストーリーのタイトル候補3つを挙げ、投票数が一番多いタイトルに決定した。

そして1日1話更新、500文字程度、リレー2周して完成させる、一切の打ち合わせもないリレーがスタート。北村さんは脚本の中に新キャラクター「アヤミ」を登場させたり、必然的に「アヤミ」のことを書かないといけなくなった中川さんが「1000文字ぐらいになった・・・笑」と筆が止まらなくなってしまったり。さらに最終話では、2つの終わり方を思いついた中島監督が、フォロワーへアンケートも行った。

今回のサウンドドラマ化では、リク役を北村さん、シュウヘイ役を中川さんが担当。アヤミ役は田辺桃子、ミサキ・ナギサ役は高橋春織が一人で二役に挑戦。ナレーションは川津武大。リクとミサキの幼少期を谷垣有唯と柴山愛理が担当。そして、三木監督がサウンドドラマの監督に初挑戦。収録は完全リモートで、三木監督の編集により完成した。

北村さんは「自分たちの関わった脚本だし、とっても愛着がある物語です。ふんわりマーガレットのように優しく包んでくれるものになっていると思います」と自信をみせ、中川さんは「頭を抱えながらストーリーを繋いでいった経験は、表現者として沢山の学びもあり、めちゃくちゃ楽しかったです!この時代を過ごした記憶と共に、この作品が残っていったら嬉しいです」とコメントしている。

第2弾『もう一度逢えたら必ず』


そして2作目は、脚本に葵さん、中村ゆりか、清原さんが参加。再び1番と最後の5番を監督が担当し、2~4番は電子あみだくじに委ね、中島監督、清原さん、葵さん、中村さん、三木監督の順番に決定。

同じくSNSの投票システムを使って決めたストーリータイトル。物語は、彼氏にフラれたばかりのくるみが、会社の先輩・つきと居酒屋でヤケ酒を呑んでいる。そんなつきもまた、元彼に心残りがある様子…。ある日、くるみが遅刻した罰として、今度はくるみがつきに付き合って特急列車である場所へ。彼女たちの気持ちが徐々に癒されていく――というストーリーだ。

リレー空想映画『もう一度逢えたら必ず』
脚本リレーでは、葵さんと中村さんの書くセリフは、リアルな女子トークになっており、特にセリフ部分は清原さんにおいても、役者であることが生かされているようで、数々の台本を読みこなしているからこそ書ける脚本に仕上がった。

そしてサウンドドラマでは、脚本リレー当初からそれぞれが思っていた配役になり、くるみ役は葵さん、つき役は中村さん、そうた役は清原さん。さらに、ヒロ役に渕野右登、いしかわ役を小柳心。ナレーションはロックバンド「FLOWER FLOWER」のyuiが初挑戦。

葵さんは「自分に物語を作っていくことが出来るのかどうか、始まる時は不安の方が大きかったのですが、いざ始まってみると本当に楽しかったです!」と参加した感想を明かし、中村さんは「画面越しで声の収録をした際に離れているので声の距離感が掴めなかったり、回想と現在のテンションの変化が難しかったです」と苦労した点を語る。

一方「今まで文章を書くということが苦手で逃げていた」という清原さんは、「この企画を頂いてどうしようかすごく迷いましたが、意外にも好評価を頂けました(笑)。リレー形式ならではの、ストーリーが自分の考えの範疇から超えていくのがすごく面白かったですし、参加させて頂けて本当に良かったです」と話している。

リモート座談会を収録


脚本をリレー形式で繋ぐのは初めてのことということで、それぞれがどんな感想を抱いたのか、リレー終了後に各チームでリモート座談会を開催。どう考えてこのような展開になったのか、新キャラクターはどういうつもりで登場させたのか、執筆にどれくらいの時間を費やしていたのかなど、音声が収録されている。

また、劇伴音楽も自宅で作れるということを条件に、スターダスト所属のアーティストに依頼。『嘘とマーガレット』の劇伴音楽は、シンガーソングライターのK。『もう一度逢えたら必ず』は、クリエイターのJUNEが担当。ジャケットイラストは、コントグループ「テニスコート」のメンバー神谷圭介(『嘘とマーガレット』)、脚本リレーにも参加した中村さん(『もう一度逢えたら必ず』)が手掛けた。

なお、ステイホームにより生まれた企画という思いから、デジタルコンテンツの収益の一部は公益社団法人日本医師会へ寄付されるという。

リレー空想映画『嘘とマーガレット』は6月18日(木)、リレー空想映画『もう一度逢えたら必ず』は6月25日(木)リリース。※全てデジタル商品
《シネマカフェ編集部》

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